小さく咲く華
□やっぱり好きだよ。
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私はミカゲ君が好きだ。
でも私はあんなキレイなひとのとなりなんて歩けない。
私は汚れてる。
私は自分の家族を殺したキタナイ人間だから。
それでもミカゲ君は優しかった。
教会でであったばっかの私にとてもよくしてくれた。
でも、でも・・・・・・
ミカゲ君を見つめた。
「?
どうしたんだ?」
「やっぱりダメだよ・・・
こんな私と居たら・・・
ダメだよ・・・」
「何言ってるんだ
お前―――
あ、おい!!」
ごめんねミカゲ君・・・
やっぱりミカゲ君は私と居るべきじゃないんだ・・・
さよなら、
ミカゲ君・・・
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