「おお! 良く来てくれたのぉ。 案内は儂こと長編主人公の庵樹と」
「長編での出番が少ない、私こと四季映姫がご案内します」
「……儂の紹介のぺぇじではヌシの名も載っておったぞい?」
「出るとしても相当先になるそうです。 それより庵樹、仕事をしなさい」
「うむ。 えー… ここではの、幻想郷に住む者へ電報を送ることが出来るんじゃよな? 映姫よ」
「はい。 例えば
『霊夢さんに質問です! 普段は境内の掃除以外では何をして暮らしているんですか?』
と、このような伝言を送れるわけです」
「送って貰えた伝言は映姫がその相手に届けてくれるぞい。 そしてその返事を管理人のワニがここに持ってくる、ってぇ作戦じゃ」
「ただし! あまりに内容が罪深いものだった場合、紫を呼んで処分してもらいますのでご了承ください」
「ちなみに、儂や管理人への伝言も大歓迎じゃぞい☆」
「どうせ来ませんよ。 それに、語尾に☆を付けるのをやめなさい」
「へいへい…」
「ハイは一回!!」
「あ、送るときはちゃんと宛名を書くんじゃぞ? でないと届かんからの」
「無視するなー!!」
ピチューーーン
電報を送る