07/12の日記

21:50
W杯決勝戦
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1ヶ月に渡って行われて来たW杯の決勝戦はオランダ×スペインと成り延長戦の末、0ー1でスペインの初優勝で幕を閉じた。
が、決勝戦にも関わらず試合はお粗末な展開としか云わざるを得ない内容であり、ワシの嫌うスペインの汚さが全面に出た展開に終始して、120分間観せられる事が嫌に成る試合やった。
むしろ3位決定戦のウルグアイ×ドイツの方が試合としてのレヴェルは高かった様にすら想う。
それは単にウルグアイ×ドイツ戦のスコアが2‐3とようけ入ったからでは無く、シーソーゲームな一進一退の攻防やったり、ポテポテと大根役者ばりに倒れる展開が無かったからである。
再三再四これでも取り上げてるが、個人的にスペインやポルトガルを代表とする、演技やアピールを優先するフットボールは嫌いである。
決勝戦でのスペインの決勝点はアンドレス・イニエスタが決めたのだが、素人や一般人なら彼を純粋に凄いと想うだろう。しかし、ワシはそれ以上に決勝点を挙げる前にオランダのヨン・ヘイティンハを退場に追いやったファウルの貰い方や、その前のファウルの貰い方(両方共に脚が掛かって無い)の方が気に入らんし、そっちの方が気に成って仕舞うのだ。
折角、決勝戦の審判団が一番安定感のあるとされてるイングランド審判団やったにも関わらず、悲しいかなハワード・ウェブ(主審)はまんまとスペインのお芝居に騙されたのだ。
オランダもロッベンは汚かったが、イエローは出た(その後の執拗な抗議によるモノだが)のに対し、あれだけ審判を欺く行為を繰り返してたスペイン人に対しては、イエローは出さなかったのだ。
元々、審判団も試合前にはVTR等で傾向や対策を練る筈なのにも関わらず、スペイン人特有のラテン気質に騙されっ放しやったのは非常に残念である。
試合終了後オランダの選手達が審判団に詰め寄ったのは無理もない事やと想う。
ジャッジがスペイン寄りやったのはフットボールを判ってるヤツなら気付いた筈な事やったからである。
汚くて詰まらん試合とは云え、スペインが優勝した事でスペインはユーロとW杯2冠を手にした事に成り、間違い無くFIFAランキングも1位に成るやろう。
何処かの局のしょうも無い解説者は、世界の何処もが目指してるスペインのサッカーって云うてたが、あんな汚く詰まらんフットボールが世界基準に成る事だけは避けて欲しいと想うし、フットボール界でスペインの天下が永く続かん事を祈るばかりである。
駆け引きは必要やとは想うが、スペインのやってるフットボールは駆け引きを越えた汚いだけのフットボールであり、個人的にはフットボールそのモノを冒涜してる行為やと想うのである。
そんなフットボールが世界でまかり通る事は、今後のフットボール界にも得に成らん事やし、悪影響こそあれどエエ影響等無い事やとフットボールに関わってる人全てに気付いて欲しいと想う、そんな感動すら無い決勝戦やった。

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