06/28の日記

18:22
世紀の大誤審
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W杯も決勝トーナメントに入りいよいよ大詰め、ノックアウトの厳しい闘いが幕を開けた。
が、W杯のグループリーグよりも大事なノックアウトのトーナメントで非常に残念な出来事が2試合連続で行った。
それは27日に行われた「ドイツ×イングランド」とその直後の「アルゼンチン×メキシコ」である。
先ずはドイツ×イングランド戦。
前半ドイツが2点を挙げ、イングランドがセットプレイで1点を返した直後にそれは起こる。
2‐1に成ると流れは一変イングランドペースに成りドイツは押し込まれる展開に…
事件はそんな中突如訪れる。フランク・ランパードのミドルがバーに当たってゴールラインを割ったのにも関わらず、ノーゴールの判定に…
オフサイドのジャッジミスどころの騒ぎでは無い。世紀に残る大誤審をやらかしたのだ。
結果は4‐1でドイツの勝利。
スコアだけ観たらドイツの圧勝に感じるが、あの世紀の大誤審が無く、前半2‐2で終わってたら、結果どっちが勝つか判らんかったし、少なくとも4‐1っちゅう大差の試合には成らんかった筈である。
ダイジェストや結果だけでは語れん虚しさが残る残念な試合だった。
続いて行われたアルゼンチン×メキシコも前半のアルゼンチンが先制した場面。
明らかにカルロス・テヴェスがオフサイドなのにも関わらずリオネル・メッシのシュートかパスなのかを頭で合わせたのがゴールと認定される。
この場面は判定に時間が掛かったのにも関わらず、後に認められる。
やはり世紀の大誤審だ。グループリーグでミスジャッジをしてもエエっちゅう訳では無いがノックアウトに比べたら先があるっちゅう逃げ路があるから未だしも、決勝トーナメントみたいなノックアウトで、何よりそう云う試合での先制点の重さはフットボールを知ってる者なら誰もが判る常識的な事。
何よりも決勝トーナメントはグループリーグより各国のプライドとプライドがぶつかり合う、云わばガチンコ対決なのにも関わらず、対戦してる両国よりも審判団が目立つ試合なんかあってエエ訳無いのである。
個人的には兼ねてから疑問に感じてる事がある。主審は選手にイエローやレッドのカードを駆使して試合を裁くのに、その裁く主審のミスにおとがめが無いのはおかしな話しでは無いやろうか?
人間誰もが間違いやミスはある。それをどうのこうの云うつもりは無い。が、そのミスによって試合が壊れたり、国によっては帰国後誘拐や殺人等の事件に巻き込まれる事もあるのだ。
それを考えたら、ミスをした審判団はその先何ヶ月か国際試合を裁けないとかの厳しいペナルティーがあっても個人的には然るべき事やと想うのだが?
審判団が試合の主役に成る試合なんか1試合もあったらアカンし、そのミスジャッジで試合自体が壊れる事もナンセンス。そんなんやったら審判団自体が不要のモノに成って仕舞うからだ。
今回のドイツ×イングランド戦を裁いたウルグアイ審判団、アルゼンチン×メキシコ戦を裁いたイタリア審判団は以降W杯の試合を裁いて欲しく無いし、先程云うたペナルティーに加え、再教育の講習会なりを設けて欲しいのだ。
試合や選手を裁く人間自体が不確かで怪しいなんて論外である。
大誤審で狂わされた試合を観せられる事程、苦痛なモノは無い。
FIFAや各国のサッカー協会は是非とも真剣にこの点を考えて欲しいモノである。

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