05/12の日記

10:46
ビッグ4Cマンチェスター・ユナイテッド
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まぁ強い(笑)それが率直な印象だ。
今シーズンDFにあれだけ怪我人が出て居ながら、最終節迄優勝争いを演じるなんて、強いと云う他に言葉が観当たらん。
プレミア初の4連覇は逃したモノのチーム力と安定感はビッグ4随一だろう。
チェルシーファンのワシとしては悔しいのだが、ユナイテッドの強さを認めざるを得ない。
中でもサー(アレックス・ファーガソン)の存在が一番憎たらしい(笑)
このスコットランド人監督の長期政権がユナイテッドを強くしたと云うて間違い無い。
それ迄のプレミアの最多優勝を誇るリヴァプールの優勝回数に並び、ターンオーバーを上手く遣いながら、怪我人が多い今シーズンも最期迄優勝争いするチームにしてる。この功績は偉大であり、流石「サー」の称号を手に入れるだけの人物である。
個人的にはプレミアへの影響力を時々誇示する性格とかが気に入らないのだが(笑)監督としての能力の高さは認めざるを得ないだろう。
後2年で70歳に成り、この70歳でユナイテッドを去ると各メディアが今から騒ぎ立てて居るが、ワシから云わせたら未だ2年もあるのである(笑)
それ程このスコットランド人監督は脅威なのだ。はっきり云うとサーが去った後のユナイテッドを率いる監督が今から可哀想に想う程である。
どのプレミアのチームの監督に成るよりも強烈なプレッシャーが襲い掛かるだろう。
歴史、伝統、実績、そして前任監督のサーの存在…全てが大きくのし掛かるのである。
逆にどんな人がオファーを受けるのか?気に成るトコでもある(笑)
通常の神経の持ち主なら断るだろうオファーを、誰が受けるのか今から観モノでもある。

監督と共にユナイテッドの懸念事項とされてるのがスタメンの高齢化。
ライアン・ギグスを始めギャリー・ネヴィル、ポール・スコールズと30後半の選手達が主力と成ってる現状はやはり問題やろう。
エドヴィン・ファン・デル・サールもチーム1の高齢だが、GKは他のフィールドプレイヤーと違うて選手寿命が比較的永いから、とりあえずエエとしても、この高齢化した主力の刷新はユナイテッドにとって必要な課題である事には間違い無い。次期ユナイテッドのキャプテン、リオ・ファーディナンドもそない若くは無い。
今シーズンも怪我で泣かされ、怪我明け後も本来のパフォーマンスを観せれぬままシーズンを終えて居る。
今は確かに上手く行ってるから然程気に成らないのかも知れ無いのだが、これが何時迄も続くとは考え難いだろう。
そろそろ世代交代の時期に来て居るのだと想う。

今シーズン最大の牽引者と云えばやはりウェイン・ルーニー以外居らんだろう。
今シーズンやれクリスティアーノ・ロナウドが抜けたから攻撃力が落ちるだろうとか、前線がルーニーだけに成ってマークが集中したら、得点パターンが無く成るだろうとか散々メディアに云われ続けて来たが、それを全て払拭する働きを観せた。
まさに大車輪な活躍である。
終盤の2・3試合こそ怪我に泣かされ得点王を逃したが、シーズン通して安定あるパフォーマンスを観せ、怪我をしないで出続けた功績は計り知れないのである。
クリスティアーノ・ロナウドと云う個人主義者が抜けた事で、よりルーニーの総合力でのポテンシャルの高さが証明されたシーズンでもあった。
彼はユナイテッドに移籍して中盤を経験する事により、明らかにエヴァートン時代よりもプレイスタイルの幅を広げた。今年未だ25歳のユナイテッドのエースは未だ未だ伸びしろがある、欠かす事の出来んタレントである。
今後も色んな意味で楽しみな存在である。
強いユナイテッドがこれからどう変化してくのか…要注目である。

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