05/10の日記

04:00
ビッグ4Bチェルシー
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4年振りにプレミア優勝を決めた。
個人的には非常に嬉しい。
プレミアの記録と成るチーム総得点103点、リーグ最終戦で8‐0の最高スコア勝利と、まさにシーズン最高の締め括りを飾ってくれた。
語りたい事は腐る程あるが、ブルーズ(チェルシーの愛称)は凄かった。
特に共存不可能と散々云われ続けたニコラ・アネルカとディディエ・ドログバを器用し続けた、カルロ・アンチェロッティ。このイタリア人監督は我が師ジョゼ・モウリーニョ以来のブルーズにタイトルをもたらした監督と成った。
あのフェリポーン(ルイス・フェリペ・スコラーリ)もフース・ヒディング(フェリポーンの解任後に就任)も成し遂げられんかった事を考えると、その功績は称賛に値するだろう。
それもイタリアからプレミアに移って1年目、文化やスタイル、戦術的な知識等が異なる国での指揮やから、よりその価値が高いモノに成るだろう。
最終戦もウィガン・アスレティック相手に大量得点でリードする試合展開にも決して満足する気配を観せず、終始険しい表情で戦況を観詰めてたトコ等は、指揮官自らが勝利に対しての執着心を観せる証明の様な試合に成った。
同時刻スタートのマンチェスター・ユナイテッドがストーク・シティー相手にリードする試合展開の中、自力優勝のプレッシャーなのかスタンフォード・ブリッジ(チェルシーのホームスタジアム)なのに、いまいち流れが悪い展開が続く。
ウィガン・アスレティックに1人退場者が出た直後も正直エエとは云えんかった。
が、ハーフタイムにこのイタリア人指揮官が前半戦のチェルシーを変えた。
落ち着きを取り戻したチェルシーの選手達はシーズン序盤からの自分達の戦い方を披露。
すると前半あれだけチャンスがありながら結果(点)が出無かったチェルシーが後半面白い様に点を取り出したのだ。
特にこの試合でのカルロ・アンチェロッティの采配の味噌やったのは、ジョー・コールの後半途中投入やろう。
スタメンのサロモン・カルーに代えてジョー・コールを入れると、代わったばかりの彼がピッチを縦横無尽に走り廻る。
守備の時は最終ライン迄全力疾走して戻り、攻撃の時はサイドバック並みにオーバーラップを仕掛ける。
それを点差が付いても彼はやり続けた。
これには純粋に凄いと想うたし、感動を覚えた。彼が入ってから明らかにそれ迄のチェルシーがして居たフットボールが変わったし、彼が基点と成る攻撃が増えた。
彼は決して体格的に恵まれてる方では無いし、器用法にも多少なりとも不満があると想うのだが、一度ピッチに立てば、試合展開関係無くボールを追い掛ける廻すのだ。
この姿勢には観習うモンが誰しもある様な気がして来る。
とにかく、がむしゃらなのだ。
結局のトコ、彼の投入で8‐0と云う大差での勝利に成ったと想うし、その采配を行うたのがイタリア人監督なのだ。
今シーズンチーム総得点100点目をエース、ドログバが決め、更に最終戦でハットトリックする等、後半サブイボが立つ様な展開が続き見事優勝を決めた我がブルーズ。この後にFAカップのファイナルも控えて居るが、早々に2部に降格が決まったポーツマス相手やから多分タイトルを手にする事と想う。
2冠で終え様としてるブルーズ。
後は悲願であるビッグイヤーを掲げる日を速く観てみたいモノである。
まさにブルーズにとって久し振りの最高なシーズンと成った。
マンチェスター・ユナイテッドに続けと来シーズンも優勝、連覇して貰いたいモノである。

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