04/15の日記

23:50
守備的ポジション
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日本のアホな解説者、メディア関係者でよう中盤の底のポジション(ボランチと云われてるポジション)を守備的ポジションと表現する事がある。何時も想うのだが、この表現はフットボールに携わってる者とは想えん程愚かな云い廻しである。中盤の底のポジションはその全てが守備的な役割では無いからして、中盤の底のポジション=守備的とは限ら無いのだ。
それを「中盤の底…云わゆる守備的なポジション」等と、さも専門用語的に遣うアホ共を目の当たりにすると虫酸が走るのである。
あくまでも戦術上の役割として守備的、攻撃的はあっても、中盤の底のポジション自体が守備的に例えられるのはおかしいのである。
こう云う表現を平気でして居る事は同じフットボールを観て来た人間としては、恥ずかしい限りである。
4-4-2のボックス型の様に中盤の底が2人居るフォーメーションで、相手や戦術に関わらず中盤の底と云うポジションに配置されてるだけで全て守備的(なポジション)と捉えるのはナンセンスとは想わないだろうか?
もしそれをあくまでも守備的ポジションと云うんであればフォーメーション表記を6-2-2とすべきである。ちゃうやろか?そのポジション自体を守備的としてしまうのならMFでは無く成るのだ。ワシはこの表記(中盤の底=守備的ポジション)が虫酸が走る位嫌いである。
仮にアンカー(ボランチ1枚)的なフォーメーションを敷いてるとしたら未だ守備的ポジションっちゅう表記が判るとしても、中盤の底が2枚の場合では相互関係で一概に守備的とは云えなく成る為、ポジション=守備的っちゅう方程式は通用しなく成るのである。
DHの役割は守備を重視し、云わゆる守備的ではあるが、CHはDHとは違いチャンスがあれば積極的に攻撃に絡む事を求められる役割である。
そしてそのどちらもが中盤の底に入るのであるからして、その相反する役割が入るポジションを1まとめに守備的なポジションとするのは大きな間違いとしか云えないのである。
もう一度云おう。守備的、攻撃的はあくまでも戦術上に置いての役割であって、ポジションそのモノでは無いのだと云う事、よってMFに置ける中盤の底のポジションを守備的ポジション等と云う事は間違いであり、フットボール知識の無い愚か者なのである。

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