□美味礼賛?ー結末ー
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優しい香(こう)の香りに釣られる様に目を覚ますと、目の前に侑子さんが居た。

「ゆ…こさん…?」

「目が覚めたのね」

優しい笑みを浮かべる侑子さんをぼんやりと見つめる。
働かない思考に浸って、ハッと思い出した。

「あの化け物は…っ!?」

急激に起き上がったせいで頭がズキンッと痛む。痛みに顔を歪めると、侑子さんに優しく咎められ身体をベッドへと押し戻された。
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