□詩2
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欲しがったのはまぶしい太陽とキレイな空気

それさえあれば輝く大地の花になろう

そんなにたいそうなものは望んじゃいないが
それでも、

芽を出すにはこの世界はあまりにも悲しいじゃないか

太陽の隠れた空は空気だって汚していく

誰かがたいそうな夢を欲しがったんだ。

あまりにも悲しい世界に花を手向けるよ。灯火のような命を削って。

灰色の景色の中でキレイに咲けたら、世界もそんなに捨てたもんじゃないと思えるだろう

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