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□第5話
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ちなみにこのスカートは
栗子とオジさんが名前ちゃんのために
一生懸命、徹夜で考えました。
これからそれが正式な
真選組女隊士用の隊服だ。
ま、今は名前ちゃんしか
いないけどねー。(笑)
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「…くそオヤジめ」
イラっとくるなぁ!つっこむ事山ほどあるよ!!
というか栗子ちゃん!
とっつぁんと一緒になって何やってるの!?徹夜してって、そこまでしてわざわざ作る必要ないよ!!
「とっつぁんからの郵便なんて当てにしちゃあ駄目でさ。どーせろくでもねー物だと思ってやした。…でも良かったなァ、名前。アンタだけの特別な隊服じゃねーかィ。」
怒りが込み上げる私とは反対に、沖田さんは何故か楽しそうだ。
「いやいや、いくら何でもとっつぁんのおふざけの度が過ぎてますよね?こんなの着る訳ないのに…」
「あー?コレ正式な隊服なんだろィ?」
ピラッと、手紙を見せて沖田さんは言った。
ま、まさか…
「…嫌ですよ?私、絶対着ませんよ??」
「名前、これは長官命令でさァ。」
お、沖田さんまで何言ってるんですかァ!?