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□第6話
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…チュンチュン
外で雀の鳴き声がする
「すー、すー…、……んっ…?」
…あれ?
ここ、何処だっけ…?
うっすらと目を開けてみれば、いつもとは違う天井に違和感を覚える
…なんで私、知らない所で寝てんだろ。
……、
ガバッ!
ち、ちがう!
ここ屯所だった!!
第6話
( ミントンとドSと
マヨラーと、そして銀の侍 )
!――――…
パタパタパタ… ガラッ
「お、おはようございます!」
「あー…、おはよう名前ちゃん」
「や、山崎さんおはようございます」
…あれ、みんなは?
「みんなまだ寝てるよ。局長や副長はもうそろそろ起きて来ると思うけど…」
ふわぁ、 と欠伸をしながら山崎さんは教えてくれた
そういえば、昨日は凄く疲れて、
あんまり記憶のないまま寝ちゃって…
私はびっくりして飛び起きたけれど、
なんだ良かった。
寝坊はしていなかったみたいだ
「それにしても
名前ちゃんは早起きだね。
昨日はよく寝れた?」
「はいっ!昨日は疲れちゃって
ぐっすりでした。
山崎さんこそ朝早いんですね。」
「俺?俺は毎朝ミントンの素振り
してるからね。」
「ミントン、ですか?」
「そうだよ。
…もし良かったら
名前ちゃんもやる?」