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□第4話
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今日は私の初出勤の日。
そして今までお世話になっていたとっつぁんの家を出て、これからは真選組の屯所で生活する事になる。
「…名前ちゃん、本当に行ってしまうのでございまするか?」
声を掛けてくれたのは栗子ちゃん。栗子ちゃんやとっつぁんには、本当にお世話になった。
「うん、今まで本当にお世話になりました!私、頑張るね。また遊びにくるよ。」
「当たり前でございまする!真選組での名前ちゃんの活躍を期待していますねっ」
ーッ!
「ありがとぉお〜!栗子ちゃん!」
「名前ちゃんっ」
ギュッ
私達はつよく抱擁をした。
栗子ちゃんはとっつぁんの愛娘だ。凄くいい子で、突然家にお邪魔する事になった私にも明るく接してくれた。
本当に感謝してるよ、ありがとう…
「…じゃあ、行ってくるね!」
「いってらっしゃい、名前ちゃん!」
当然の解雇から私は散々だった。
だけどとっつぁんに助けてもらって、近藤さんや副長さん、沖田さんに出会た。
不思議と今は、新しい物語が始まるみたいに、ワクワクしてる。
よっしゃ!
名前、今日からまたお仕事頑張ります!
第4話
( しょっぱなからバズーカ )