過去拍手

□夏男さんには勝てません
1ページ/1ページ

夏男さんには勝てません

梅咲「あら、由紀、今週も来たのね(フフフ」

冴島「なんだよ、寮生の様子、見に来ちゃ、わりーかよ」

梅咲「あら相変わらずね〜
   そういえば、む〜んちゃんに聞いたんだけど、
   由紀、やきもち焼いたんだって?」

冴島「ぶっ・・・ゲホゲホ
   な・・・」

梅咲「由紀も、まだまだ、若かったのね〜
   そんなに、む〜んちゃんが気になるの?(ニヤニヤ」

冴島「おま・・・
   そんな話、あいつといつもしてるのか?」

梅咲「それは、む〜んちゃんと私の ひ・み・つ♪」

冴島「何が、ひ・み・つ♪だ!!
   余計な話、するなよ!!」

梅咲「あら〜、いいじゃない。
   むーんちゃんが、由紀に興味持ってくれるなら、うれしいでしょ(フフフ」

冴島「っ・・・」

梅咲「図星だったかしらぁ?」

冴島「つーか、最近、あいつと話してると、だんだんお前に似てきてる気がするんだが・・・」

梅咲「でも、話してて、楽でしょ♪
   元々、むーんちゃん、さっぱりした性格の娘だし。」

冴島「あぁ・・・」

梅咲「それに、由紀の周りにはいなかったタイプで可愛いし♪」

冴島「あぁ・・・」

梅咲「それに、由紀のこと、好きみたいだし♪」

冴島「あぁ・・・


   ぁぁぁぁぁぁぁ?!!!!」

梅咲「あら、気付いてなかったの?(フフフ」

冴島「・・・。」

梅咲「まったく、鈍いのねw
   好きじゃなきゃ、毎日、手伝ってくれないと思うんだけど。」

冴島「そう・・・なのか?」

梅咲「むーんちゃん自身も気付いてないけど、由紀のこと、好きだと思うわよ。
   学校の話する度に、由紀が、由紀がって・・・(フフフ」


トントントン♪


満月「梅さ〜ん。15時のお茶にしませんか?って、あ・・・」

梅咲「あら、むーんちゃん。
   ちょうど、由紀とむーんちゃんの話を・・・(むぐっ」

冴島「な〜つ〜お〜」

満月「???
   【ゆき】さん、今週も来てたんですね。
   甘さ控えめのケーキ焼いたんで、一緒に、お茶しませんか?」

冴島「あぁ、もらうとするか・・・
   (夏男、余計なこと言うなよ・・・)」

梅咲「(言わないわよ、言ったら、怖いもの。
    でも、由紀はどうするのかしらね〜♪)」

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ