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□偶然じゃなく、必然
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偶然じゃなく、必然

満月「そういえば・・・」

冴島「なんだ?」

満月「入寮日の時の話ですけど・・・、センセ、偶然、通りかかったんじゃなくて、必然だって言ってましたよね?」

冴島「あ〜、その話か・・・」

満月「なんで、必然だったんですか?」

冴島「あぁ、お前の入寮日だったから、様子見に行くって、夏男に言ってあったんだよ。」

満月「ふ〜ん、それで必然だったんですか・・・
   他の入寮者の時もそうだったんですか?」

冴島「っ・・・(汗」

満月「あれ?黙っちゃいましたけど、違うんですか?」

梅咲「むーんちゃんのときだけよ〜(ボソッ」

満月「あ、梅さん」

冴島「な〜つ〜お〜」

梅咲「他の寮生の時は、1ヶ月に1回、様子見に来るだけなのよね〜(フフッ」

冴島「夏男、お前、余計なこと言うなっ」

満月「へ〜、そうなんですか〜。
   でも、何で私の時だけ?」

冴島「ん〜・・・何で・・・」

梅咲「え、由紀、自分で、気付いてないの?(クスクス」

冴島「気付いてねーって何をだ?」

梅咲「むーんちゃんが来てから、月に1回しか来なかったのが、週に1回、寮に来るようになってるわよ。
   それだけ、気になってるってことじゃないの?(フフッ」

冴島「っ・・・、いや、確かに来てるが・・・」

満月「(あれ?センセ、いやに焦ってるwww)」

満月「私、気になる存在なんですか?(フフッ」

梅咲「そうみたいよ(フフッ」

満月「センセってば・・・ロリコン?www」

冴島「ロリ・・・、そんなんじゃね〜!!」

満月「きゃははははw」

梅咲「さてと、デザート持ってくるから、食べない?」

満月「はい、食べます〜♪」

冴島「おい、むーん、こんな時間に食うとデブるぞ(ニヤニヤ」

満月「センセ、ひどい〜!!デブるだなんて!!」

梅咲「はい、どうぞ。」

冴島「を、これうめーじゃねーか。夏男のお手製か?」

満月「違います〜♪
   これ、私が作ったんですよ。」

冴島「むーん、いい嫁になれるぞ。」

満月「なれますかね〜?
   相手いないですけどw」

冴島「むーん、まだ、高校生だろ。相手なんぞ、すぐ・・・。」

満月「センセ、黙っちゃってどうしたんですか?」


(フフッ、由紀も、むーんちゃんも、まだまだね。
 むーんちゃん、由紀に名前で呼ばれてるの気付いてないし、
 由紀もむーんちゃんのこと、無意識に名前で呼んでるのきづいてないし・・・)

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