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□〜ある日の魔王と子羊〜
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〜ある日の魔王と子羊〜

冴島「おい、満月。」

満月「なんですか?」

冴島「いや、呼んでみただけだ。」

満月「(むぅ・・・)
   用事ないなら、呼ばないで下さい。
   ただでさえ、課題多くて、必死にやってるんですから・・・」

冴島「俺が、教えてやろうか?(ニヤリ)」

満月「センセが、やさしく、そんな風に言う時って、怪しいんですよね・・・
   だから、遠慮しておきます。」

冴島「怪しいってなんだよ・・・」

満月「怪しいから、怪しいって言ってるんですよ。」

冴島「ふ〜ん・・・
   むーんは、そういうこというのか・・・フッ」

満月「ちょ・・・、耳に息吹きかけないで下さい〜」

冴島「じゃぁ・・・カプッ」

満月「ギャッ、だからって、耳を噛まないでもいいじゃないですか!!」

(チィ、耳は弱いみたいだが、まだまだか・・・)

満月「ちょっ・・・、首に噛み付かないで下さい!!
   もぉぉぉぉぉ、セクハラ大魔王!!
   いいです、帰って、課題やります。」


(大人の女にするには、まだまだ、時間かけねーといけないってことか。
そんな長くは、まてねーぞ。
てか、あいつ、首にキスマークつけたの気付いてねーのか・・・
フッ・・・まだまだ、甘いな(ニヤニヤ))

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