スマブラ長編小説(DX編)

□序章
2ページ/3ページ





……



???3「マスター様、クレイジー様。彼等の居場所が分かりました」



先程の研究施設から遥か遠くの平野。
そこに3人の人影が。



???4「おっ、やっと見つけたか。でかしたぞ、サンドバック」



1人の人物が少年…サンドバックくんに笑顔で答えた。



サンドバックくん(以後、サンド)「そんな、僕はただマスター様達の命(めい)を聞き、答えたまでです(照」



その言葉に、素直に照れるサンドバックくん。
その姿をまるで親馬鹿のような笑顔で見る男…マスターハンド。
と、そこに…。




???5「おい、んな気持ちワルい顔してねぇで、さっさと行くぞ」



と、いかにも不機嫌だといわんばかりの形相で男…クレイジーハンドが近づいてきた。



マスターハンド(以後、マス)「おぉ、すまない。我が弟よ。だが、気持ちワルい顔は余計だぞ?」

クレイジーハンド(以後、クレ)「うるせーな、本当のこと言って何が悪い」

サンド「ちょっ、マスター様、クレイジー様も。お二人とも落ち着いて下さい!」



ここで2人の仲裁に入るサンドバックくん。



サンド「お二人とも、こんな所で兄弟喧嘩をなさらずに…。今は、彼等の所へ向かう事が優先ですよ(汗」

マス「…おぉ、そうだったな。すまないサンドバック」



サンドバックくんにより、喧嘩は一時中断。
…といっても、クレイジーは納得がいかないらしく、さらに不機嫌顔になってしまっているが。





マス「それで、彼等はここからどのくらい離れた所に居るんだ?」

サンド「えっとですね。一時間ぐらいですかね…」

クレ「はぁ〜!!んなに離れてんのかよ!!!」

マス「落ち着け、我が弟よ。仕方あるまい、歩いていくぞ」



そう言って、そそくさと歩き出すマスター。



サンド「あ、待ってください!」



その後を追うサンドバックくん。



クレ「はぁ…。これから面倒な事になりそうだ…(汗」



そう溜め息をついて、不機嫌オーラ全開で2人の後ろをついて行くクレイジー。





ここから、この世界の運命を大きく変える出来事が起こるなど、一部を除いては思っていないだろう…。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ