スマブラ長編小説(DX編)

□序章
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???1「本当によろしいのですか?」


暗い研究施設の一室。
その中央には美しくも闇に溶けていきそうな輝きを放つ物体が、ある装置の中で光を放っている。
その側にこの研究施設の主らしき人物に、その人物に話し掛けた人物が1人いた。


???2「…あぁ、構わない」


主らしき人物は答えた。

???2「奴等はもう動き出している。時間がない。手遅れになる前に…」


そこで主らしき人物は言葉を溜め、ゆっくりと瞳を開け、



???2「彼等を呼び覚ませ」
???1「分かりました…」

そして、話し掛けた人物は一室を後にした。



???2「さて…、これからどうなるか…」


主らしき人物はそう独り言を呟き、装置の中にある物体を見つめる。
その見つめる左目には、謎の模様が浮き出ていた…。





……




???1「とうとう奴等が動き出した…。“あいつ”を助けるには、もう彼等を呼び覚ますしか…」


先程、主らしき人物に話し掛けた者が、暗い廊下を静かに進んでいた。


???1「…どうか、無事にこの出来事が終わってくれますように…」


言葉と同時に天上…空へと顔を上げた人物…少年の表情は、少年らしからぬ、とても不安な雰囲気を放っている。
そして、彼の額には…。



先程の人物の左目と同じく、謎の模様が浮き出ていた…。
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