聖界

□6
1ページ/3ページ





…ふぃ〜 、冥界補修完了っ☆

以前よりも亡者共の収容率が70%上がりましてよ。

冥闘士の冥衣も復元・強度も強くしたし、聖闘士に何回も技掛けられてもヒビ一つ入らないという優れ物に華麗なる変身を遂げましたのよ。
(劇的ビフォーア*ターか己は)

そして、ただ今私は年中春のエリシオンにいます。…昼寝してぇな(ボソ


「…ね。タナ、ヒュプ。
花が一部分だけ踏み潰されてる所にある、あのキンキラしてる塊+αは何かなぁ?」


「…天が気にせずともよい塊だ。」

…あの塊の話しただけでそんな苦虫を噛んだ様な顔するのは止めろって。
折角顔が整ってるのに眉間にシワが残ったらどうするよ…?


「そうだ。断じて忌々しい聖闘士の聖衣の破片ではないぞ。」

…正直っすね。(汗


「タナトス!?お前は…何故口が軽いのだ?!」

ヒュプノスがタナトスの肩をガシッ…と掴んで前後に揺さぶっている。

がくがくがく…

「だから、私は"断じて忌々しい聖闘士の聖衣の破片ではないぞ"と言ったろうが。」

がくがくがく…

「〜っ、"聖闘士"と"聖衣"という単語を出してどうするのだ!!」

顔が真っ赤だよ、ヒュプノス
…髪の毛が逆立ってるよ。

って、漫才染みて来てませんか…?!

ヒュプノス:突っ込み
タナトス:(地で)惚け

今考えてみると、漫画のヒュプ・タナと、今この場面とのギャップに、思わず吹き出していた。


「…くははっ!」

「「?」何を笑う事がある、天」

「いやね、青銅聖闘士退治してた時と今とのギャップがあまりにも激しくて…、はははっ!!」


もしかしてこれが"地"なのか?
嗚呼、腹が捩れる。


次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ