聖界
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天達が冥界へ帰った後、青銅達は天に言われた通り朱い石を聖闘士の口の中に入れ、アテナは小宇宙を浴びせた。
すると、所々呻き声が聞こえてくるようになり
次々と聖闘士が蘇ってきた。
-冥界...ジュデッカ...-
冥闘士達を率いて冥界に帰ったのは良かったが、
天は冥衣を着た兄ちゃん達+女の人に囲まれていた。
「ハーデス様…ではないな、…お前は一体何者だ?」
黒髪の女が問い掛ける。
「それに私達は死んだはず…それが何故今生きているのだ…?」
「それらについては順番に説明する。
先ずは自己紹介だけでもさせてくれ。
…
…お初にお目にかかります、僕は…、否、私は、先代から冥界指揮、冥王の座を受け継いだ次代冥王。
冥界の王ハーデスの…娘、だ。」
「まさか、お前「…否、貴女は天か…?!」」
「あとのことはあの二人に聞いてくれ」
天は金髪・銀髪の宙に浮いている二人を指差す。
「そんな…そんなわけがある筈がない…っ
あの時私達が確かにエリシオンから…!!」
うろたえている銀髪
「…前々聖戦のとき、私に忌々し…アテナの害が及ばない様に…って、超時空へとやってくれたんだよね?
……ただいま、タナトス!ヒュプノス!」
…違った、 にこっ
仮面を被っていたので表情までは皆に伝わらなかった。チーン
「それで、何故私達も蘇っているのですか?」
「(うわぁ、本当に眉毛繋がってる…!ハッ)
ハーデス…父様が復活した事によってお前達は魔星の復活により冥闘士になってしまったのだ。
…お前達にも家族があったのだろう?
…お前達に問う。
冥界に残り冥闘士として過ごすか、冥闘士を辞め地上へ戻り一般人として過ごすか…どうする?
(…戻る場合は記憶を消させてもらうが、な)
」
「……」
「…」
「………」
「好きな様に…するといい。」
「…私はこれからも貴女様に御仕えしとうございます。」
「パンドラ…」
「我々も、同じ所存にございます。」
「お前達…
…ありがとう…!
心から礼を言う…」
静かに目を閉じ、涙を流した。
それは仮面の表面を伝って冷たい石の上に落ちた。
(変な文章…;;;話が纏まんねぇ…)
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