恭人夢
□Un intervallo
2ページ/3ページ
「…仕事…」
もっさいニット帽眼鏡がぼそっと呟いた
もっさいニット帽(以下略)が待機場所から出て行く、からついて行く
ちらりと、フゥ太を見る
人間が動いたのに、何か反応を見せるかと思ったが、期待外れだった様だ
あそこまで行ったら、もう帰ってこれないんじゃないか?
効率よく事を進めるために今回の誘拐を提案したのは俺だけど
正直自分が分からない
六道骸が誘拐したあと、どうするかは大体予想がついていた
それでいて、やり口が嫌だという
何がしたい、俺