小説
□チューリップ
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私はふとバーンの頭を見つめた。
「んあ?何だよガゼル」
「バーンの頭ってチューリップだよな」
「ちげーよ!!」
じゃあ何なんだとバーンの頭のチューリップを触ってみる。
「っ!馬鹿触んな」
「もしかしたら謎の生命体かもしれん」
「んな訳ねえよ、つうか気安く触わんな、襲うぜ」
「え…」
びっくりした、
こいつがそんな事言うなんて…
「なあんてな」
「なっ」
「あれ?本気にしちゃった?冗談が通じねえ奴だな」
「貴様より変態はこの世に存在しないと思う」
「そりゃ有り難いね」
「はっ!分った」
「あ?」
「バーンは変態星の変態人でそのチューリップは変態人の触角なんだ」
「凄く意味分らねえし、凄く馬鹿げてるよこいつ」
何て
最近バーンのチューリップをからかうのを
楽しんでる私がいる
END