小説

□猫派?犬派?
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「絶対猫!!」


「絶対犬!!」


「うるせえな、吹雪兄弟」


「だって聞いてよ染岡君!!」


「だって聞けよ、染岡あ!!」


「あーはいはい。」


「敦也がね、地球上に猫なんていらねえって言うんだよ!猫派な僕に喧嘩売ってるよね!」


「そんな理由かい」


「ああ?兄貴だっていつも家に張るカレンダーは猫のやつで犬のやつ張った事ねえじゃん!」


「すげーどおでもいい」

「カレンダーぐらい自分の金で買って自分の部屋に張ればいいじゃん!」

「俺は兄貴と違って馬鹿だから金ねえの」


「確かにお前は馬鹿だな」


プツッ


エターナルブリザード!!!


「ぐわあ!!何で?!今自分でも馬鹿って言ったじゃん!!」


「ピンクはげに言われるとムカつく」


「あははっ!」


「笑うな!吹雪兄!」


「お前って犬派??猫派??」


「俺はそんなもんねえ」
(実は猫派だが、そんなこと言ったらまたエターナルブリザードやられるから絶対言えねえ)


「ああ?!」


「酷いよ染岡君」


「え?」


エターナルブリザード!!


ウルフレジェント!!


「ぎゃあああああ」

「まじ何でー」


「やっぱり犬だよな」


「猫だよね」








END
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