長編小説

□episode.2 glitter
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 今日は草灯と出会った。
なんでも、清明の友達?らしい……たくさん、思い出を作った。今度、プリントアウトするつもりだ。

 ……じゃ、なくて。

 俺は『loveless』……そして、草灯は『beloved』。清明の“戦闘機”だと、草灯は言った。
痛い“戦い”……清明は草灯の『サクリファイス』なんだと言っていた。

 清明は俺にそんなこと、一言も説明してくれなかった。
俺はなんでも清明に話してて、秘密なんて一つも作ったことなかったのに。清明はそうじゃなかったなんて。


 そして、清明はもうどこにもいない……。
もう、俺にそのことを説明してくれない。教えてくれない。

 淋しくて、気が狂いそうだよ...助けて、助けて。


 それにアイツ……草灯は、俺のコトを好きだと言った。そしてそれは清明の命令だと言った。
アイツは立夏を好きになれと命令されたんだと、いった。
清明に死ねと言われたら死ねると、そう、言った。

 俺に……キスまで、した。

 清明は、俺に、清明の代わりに草灯を置いていったの?
自分が死ぬから、俺に、清明の代わりを……?

 そんなのいらないよ!

 俺には…俺には、清明だけなのに。


 いやだ......清明以外、誰も俺に触って欲しくないのに。






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