05/27の日記

19:51
戯言×復活(特殊嫌われ)
---------------

突然だが私には兄が居る。



《無為式》な《人類最弱の戯言遣い》の兄が居る。


兄の周りの人は容赦なく壊れていく。


私もその壊された一人だ。



兄が原因で私は《玖渚機関》に誘拐され、数年後に兄と再会した。


兄は私が妹と気付かないようで私たちは兄妹というのを知らさぬままに共に暮らした。そして兄の本名を知る数少ない私は兄の無為式により徹底的に壊されることになった。



兄と共に暮らして数年後、私は飛行機同士により死んだ。



そう、私は確かに死んだのだ。


だが、意識はあり、私はずっと兄の傍に居た。所謂背後霊のようなものだろう。



兄が《玖渚友》を壊すところも、鏡の《零崎人識》と出会うのも…《人類最悪の遊び人》と戦ったのも……


そして、《人類最強の請負人》と出会い変わっていくのも見ていた。



だけど、ある日をきっかけに私は兄の下から離れた。




「おい!なに無視してんだ!!」


「…すみません。少し感傷に浸ってました」


「これから死ぬってのに暢気なのなー」




……私は今、二度目の死と向き合っている。


所謂転生というものだろう。気付いたら私は赤ん坊から人生をやり直していた。



そして、中学の二年になり虐められ始めた。




「麗美ちゃんを虐めたんだから死をもって償ってよ」



濁った目で言う彼、《沢田綱吉》が言う麗美とは《轟麗美》のことだ。


彼女は所謂ぶりっ子というもので、自分が一番じゃないと気がすまないらしい。


私が沢田君達の傍に居るのが気に入らなかったらしく、王道的な方法で私を陥れた。



そして今、彼等は限界になったようで屋上から私を突き落とそうとしている。




「最後に言いたいことがあるならいいなよ」


「随分と慈悲的なんだね。沢田君」


「……」


「結構私、貴方たちを信じてたんだよ。貴方たちが私のこと仲間だと言ってくれたから気付いてくれるんじゃないかってずっと信じてた」


「──っ!なんで……」


「沢田君…本当は貴方、気付いてたんじゃないのかな?」


「黙れ!」




──ガッシャン


沢田君に突き飛ばされ、私は浮遊感に襲われた。



「叶うならば、貴方たちと笑い合っていたあの頃に戻りたいです」



沢田君達の顔が悲痛に歪んだ。



そして私は地面へと落ちていったが、衝撃はこなかった。



「なははは、適当に《夢渡り》していたらいーやんに似てる子発見♪しかも上に居るのがツナ達ってのが傑作らよね」



衝撃の代わりに私を包んだのは暖かい人の温もりだった。


目の前には灰色の髪をたなびかせる桜色の瞳をした少女。



「初めまして、君はどうして屋上から落ちてきたのかとか色々聞きたいけど、場所を移そっか♪」




数時間後に私は兄と再会することになる。



そして、私が理由を話した後に復讐劇は開幕のベルを鳴らすことになる。



────────────────────────



ヒロインは転生人生とリンクして、戯言遣いの妹です。


戯言遣いとはまた別のリボーンの世界へ転生


そして、王道的にはめられて嫌われる……


結局、戯言遣いの妹が書きたかっただけ!



☆コメント☆
[蓮] 05-27 20:38 削除
続きが気になります!!

[ななりー] 05-27 21:22 削除
芹浪ちゃんと妹ちゃんの絡みが見たいな、と思います!

[柚葵] 05-27 21:40 削除
芹浪ちゃんといーちゃん、妹ちゃんを合わせた3人の絡みが見たいです!!

[AIRA] 05-27 22:20 削除
連載めっちゃ希望!!

[燈李] 05-29 09:56 削除
連載希望です!
続きが気になります

[菖蒲] 05-31 09:11 削除
連載してほしいです。

[歪夢] 07-23 23:15 削除
続きが気になります。

[日付] 08-14 23:49 削除
連載希望

求む!!

[宵風] 12-21 17:32 削除
連載を希望します!
続きを是非!!

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ