十二の神と除け者
□序章
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むかし むかし 神様は
仲良く 暮らしている 一族達をみて 神様は一族の長を招いて 宴会を開くことになりました
はじめは 子 その次は丑
寅 卯 辰 巳… と一族達は順番に宴会の会場に来ました
しかし 十三もある一族の内 猫は 中々宴会に来ませんでした
その内来るだろう っと
皆 猫を待ちながら 宴会を楽しみました
神様は宴会の途中 十二の獣に 宴会に順番に来た順にその年の神にする と言った
獣達は喜びました
宴会はより一層賑わいました
しかし
宴会が始まってどれだけたっても 猫だけは宴会に現れませんでした
そんな 猫に一族達は猫の一族に口々に言った
猫は無礼だ
神様が開いた宴会に出席しなかった
失礼な奴だ
猫に罰を
神様は 皆がいうとおり
失礼な奴だ と思いました
そして 神様は猫の一族に呪いをかけました
十二の獣は十二支という神族になりましたが 猫は一族の除け者となり仲間ハズレになってしまいました
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