番外編

□おかん 誕生
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黒崎家 家の中


ある日の午後 真田一家は黒崎家に遊びに来ていた



遊「おいし〜〜〜」


夏「うま〜〜〜い」


黒崎兄妹と幸村は佐助の作ったショートケーキを食べていた


佐「ちょっと 遊子ちゃん 夏梨ちゃん口許にクリームついてるよ」


佐助はそう言って 遊子と夏梨の口許についたクリームをハンカチで拭ってやった


幸「佐助のっモグモグ…作るお菓子はっモグ…おいしいでごさるぁぁぁ!!」


佐「旦那!!物食べながら喋らない!!後、叫ばない!!
それから テーブルにクリームこぼしすぎ!口の周りもクリームだからけだから!遊子ちゃん 夏梨ちゃんより年上なのに〜 しっかりしてよね…」


そう言って 佐助は幸村の口周りについたクリームを拭き取り 台所から雑巾を持ってきて汚れたテーブルを拭いた


一「ごめんな…佐助」


佐「いいよいいよ 慣れてるからさ 旦那の食事の時とその後の後始末とか…」

一「………」


一護は少し呆れた顔で幸村を見た



幸村や一護達の親子も佐助の作ったショートケーキを食べながら 子供達の様子を見ていた



真咲「佐助くん また料理の腕 上げたわね このショートケーキなんかもうプロ並の味ね」


幸母「そうなのよ それから料理の腕だけじゃなくて家事の腕もすごいんだから!」


一心「ほほう!すごいじゃないか!」


真咲「佐助くん起用だしね」



親達はにぎやかに話していた

もちろん その話は佐助の耳にも届いており
佐助の顔はとても嬉しそうな表情だった







幸村の父が言った一言により 佐助の表情が凍りついた


幸父「ハッハッハッ まるで佐助は“オカン”だな」




一「佐助……ヒッ!?」


一護は突然動きを止めた佐助を見ると

佐助の顔には 黒い笑みを浮かべていた





その後 幸村の父は佐助に酷い扱いを受けた上無視されたとか…






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