オリキャラ短編2

□はっぴぃ、ばーすでー
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宴はたいそう盛り上がりました。
政宗様、皆さんからいっぱいいただいて、嬉しそうです。
私は、皆さんの前で渡すのは恥ずかしいので、宴が終わってから渡すことにします。










「政宗様」
「An?」

宴が終わった後、縁側で涼む政宗様の隣に腰を下ろします。
政宗様は優しげに微笑んで、頭を撫でてくださいました。
少し、恥ずかしいです。

「あ、あの・・・」

あぁ、いざとなると恥ずかしくて渡せません。
政宗様は待ってくださっています。
ここは、勇気を振り絞って・・・

「は、はっぴぃ、ばーすでー、ですっ」
「!!」

政宗様は少しびっくりした顔をして、其の後、とても嬉しそうに、笑ってくださいました。
私も、とっても嬉しいです


それを受け取ると、何故か少し、辛そうなお顔をなさいました。
私、何か粗相をしてしまったのでしょうか?

政宗様は何も言わず、包帯を巻いた私の手を取って、そこに、口付けをなさいました。
は、恥ずかしくて、顔から火が出そうです。

「全く・・・怪我しやがって」
「す、すみません・・・政宗様に、喜んでいただきたくて・・・」
「・・・Thank you」

そう仰って、また口付けをなさいます。
今度は唇に。
あぁ、今日は政宗様のお誕生日なのに・・・私がこんなに幸せでいのでしょうか?

「愛、I love you・・・」
「み、ぃ・・・とぅー・・・?」
「Yes!よくできました」

あぁ、幸せです。
政宗様も、幸せそうです。

これで、きっと、いいんです。
ね?政宗様。









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