マス帯
□初めまして
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--------ガタンガタン
電車に乗って新井駅でおりた
其処から家まで約3km
もう既に空は暗くなっていて
時計に目をやると
7時に回っていた
今の季節は日が早い
関川の横を通って
家へ向かう
すると
女の人が俺に近づいてきた
気味が悪かったが
彼女の話しを聞いた
彼女は俺に
中くらいの箱を渡した
中にはソフトが入っていた
何かと尋ねると彼女は答えず
一歩後ろへ下がり
走っていってしまった
これをパソコンにつなげと
言い残して
家に帰って箱からソフトを取り出した
パソコンにつなげると
ありえない現象が起きた
パソコンから紫色の瞳をした
ボーカロイドが出てきた
ボーカロイドは知っていたが
俺はまだ、扱った事は一度もなかった
出てきたボーカロイドは
無口なのか一言も話さなかった
名前を聞くと
彼は「帯人」と答えた
帯人は俺に段々慣れてきたようで
俺に近づいてきた
すると帯人は自分から
「初めまして、マスター」
と言った
俺はその言葉を聞いて
俺がマスターになったんだと自覚した
「よろしくな帯人」
これが帯人と出会ったはじまりだった
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あとがき☆
花札(作者)「おつかれ」
マスター「おつかれっす」
花札「あんま帯ば虐めないでくれよ?」
マスター「虐めねぇよ、むしろ可愛がる」
花札「そ、帰るか帯」
帯人「ぅん」
花札「お前もはよ帰れ、リンレンとか 他も待ってんぞ?たぶん」
マスター「あぁ、お前もな、お前だって家に
カイト、アカイト、ミクォ メイトいんじゃねぇか」
花札「だから帰るんだよ」
帯「喧嘩しちゃやぁ…」
花札&マスター「ゴメンな帯❤」
花札&マスター「あ!?黙れゃ!」
帯「はぁ・・・・」