SS

稲妻の裏を書くと思います^^
◆年越し(くどふど) 

不「んんっ…みち、やぁ…大晦日まで、ヤらなく、ても…っひぁあん」
久「年納めだ。そろそろ動くぞ」
不「ぇっ…んあぁッやっだめぇえ!」

『カウントダウン、スタートです!』

不意に、何となくつけておいたテレビからアナウンサーの声が聞こえた。

あぁもう2010年も終わりか、と快楽にまみれた頭の隅で無関心にそう思う。

‘9’

「くっ…そんなに締め付けるな…っ」

‘8’

「やっ…だっておっき…ぁひゃぅうっうご、くなぁあ――〜!」

‘7’

「だってカウントダウンに間に合わないんだもん」

‘6’

「ひくぅっ…!は、はぁっ!?カウントダウぅ、ン!?」

‘5’

「もうそろそろ我慢の限界だ!すまない明王!」

‘4’

「名前呼びっ、反則…ッあぁアぁ――〜!!激し…ッだめ、だってぇえ!」

‘3’

「ッこのまま、中に出す」

‘2’

「えっ…や、はぅうっ、な、中は…ぁあ――〜ッ!ひやぁっらめぇっ中はぁ!」

‘1’

「ぅ、く…ッ悪い、もう駄目だ!」

‘0’

びゅくびゅくっ!

「ひぃいっナカ、がァ――〜〜ッ!!」


『明けまして、おめでとうございます!』

言葉は矯声にかきけされ、俺たちはいつの間にか、新年をスタートさせていた。



A Happy New year !!








(馬鹿っ!!カウントダウン見逃しただろ!)

(悪かったな。じゃあせめて、新年の祝いをしよう)

(…ちょ、カントクさん?)

(もう1ラウンド行くぞ!)

(いっぺん死ねぇえ!!)

2011/01/01(Sat) 01:09 

◆獣(源不)下 




――は、と目が覚めると、俺はあまりの腰の痛さに起きることが出来なかった。
「いっ…」
ぎゅ、と目を瞑ると、後孔に奇妙な感覚を覚えた。
痛みに軋む体を無理矢理起こすと、右手を少しだけ尻の割れ目に差し入れる。

…そこは、ぬるぬるとした液体がいっぱい入っていて、気持ちが悪かった。
そう言えば、腹が少し苦しい。
まさかと思って割れ目を両手でこじ開けると、ナカからはどぷどぷと濃い精液が流れ出てきた。
「…源田の…か…」
後始末はしてくれなかったようだ。だが、あまりそのままにしておくと体に悪いと聞いたので、自分で後始末を始める。
「…っ」
中指でナカの精液を掻き出していく。
……感じてしまったのは、しょうがない…。
しかし、それよりも。
(…後始末さえも、してくれなかったんだな…)
そう思いながら、自嘲気味に笑うと、
右手の中指を抜き、そして。
静かに、口に含んだ。
あぁ、源田の味。
あぁ、源田の味…。

「…苦ぇよ、源田…」




相手など関係ないという風に、俺を抱いた。
ただ種を吐き出せればいいという風に、俺を抱いた。


(俺は、お前を愛しているのに…)






果たして彼は、獣かヒトか。










.

2010/08/06(Fri) 09:20 

◆獣(源不)上 

「あっぁあん…げん、だぁ」
源田は何も言わずに、極太のそれで、俺のナカを激しく掻き回していた。
「ひ、ひぁあっ、ゃ、やら…げん…っや、ゃあぁああんっ!!」
ごりごりと最奥を何度も穿たれ、肉壁を摩擦熱でも起きそうな位にずりずりと擦り、ギリギリまで抜いてはまた穿つ。
しかし、初めてのバックなため、いくら穿たれてもイけず、自身はぱんぱんになっているものの、
俺の両手は拘束されているため、自慰さえも出来ずに
苦痛がずっと続いていた。
「は、ひゃぁあんっふぁあ、いきたっ…ぃきた、よぉ…っげんらぁ…くるひぃよぉ…っ」
俺の理性など、とっくの昔に無くなっている。
カクンカクンと無意識の内に俺は腰を突き上げると、自身をベッドに擦り付けた。
「…淫乱め」
そんな俺を見て、源田はただそう一言言うと、
何も予告せずに俺のモノを握った。
「あッ…ぁああー…!」
あまりの痛さに、俺は涙をぼろぼろと落とした。
「しょうがないから擦ってやるよ」
そう言って、源田はその握力を少し弱めると、俺のモノを上下に擦り始めた。
「ぁ、ああぁっきもち…っきもちい、ょ…げんらぁ…っぁん…も、でちゃぁう…っ」
「出せ」
やはり無表情のままそう言って、源田はしごくスピードを速めた。
「はぁっひ、ひゃ、はげ、し…っぃあアぁあぁあぁぁん!!」
ぶしゅ、と俺は白濁を腹にぶちまけた。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
まだ快楽の余韻の残る体を、ぼす、とベッドに沈めた。
すると、瞬間後ろにはしった、強烈な快楽。
「ふぁああぁあっ!!」
俺がイった事により、後ろの孔を締め付けてしまったのだが、まだ、源田のものは破裂しておらず、
それどころか源田のモノは更に大きく、堅くなり、先程イッたばかりの体は、敏感に反応してガクガクと震える。
そんな状態のまま勢いよく奥を突かれ、ナカを擦られ、意識を失わない方がおかしい。
「あぁ――…」
そのまま、ぐた、と俺の体はまたベッドに沈んだ。
自分が起きているのか寝ているのか分からない。そんな曖昧な時間の中で、俺は、完全に意識を失った。

2010/08/06(Fri) 09:04 

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