Novel

□リップクリーム(目努)
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(びっくりした…。努力が頭下げるほど目立に仕返ししたいなんて。アイツ、そうとうしつこく抱きついたりしたんだろうな…。)



-ここは洋一の家
目立に仕返しするため、洋一と努力は作戦をたてていた



洋一は、努力に同情しながら目立に呆れてため息がでた



「…師匠?どうしました?」



「いや…。目立は、馬鹿だなって思って。でもなかなか良い案わかないな。」



「はい、あの馬鹿は殴ってもすぐ復活しますし、本当に単純と言うか…。」



(でも、それって殴られても努力の事好きって証拠だけどな。単純な所も人の事言えないよ、努力…。)



洋一は、うんうん唸る努力を見ながら何故か幸せな気持ちになった



(まぁ、これだけ良い奴と付き合ってるんだ。たまには、目立にも不幸な事が起こってもいいか。)



自分も目立や勝利達ほどではないが、努力に甘い洋一は改めて協力してやろうと思った



(…そーいえば、リップクリーム貰ったんだっけ。ずっと持ってて忘れてた。……!!)



「努力!!僕、良い案思いついたぞ!!」



「!本当ですか!?師匠!!」


洋一は、にやっと嫌な笑みを浮かべて努力に話し始めた






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