Dream =Short=

□語り過ぎ警報発令?
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レンは今、隣の天雅の部屋にいた。


天雅はあの決闘王の武藤遊戯やKC社長である海馬瀬人の推薦でこのDAにやってきた


その海馬社長がリフォームしたというこの部屋には最新型のパソコンがあったり、
薄型液晶テレビがあったり・・・ガスコンロの代わりにクッキングヒーターが設置されていたり・・・。
もちろんレッド寮の各部屋にはないクーラーもある。


南の島にあるDAが暑いのは当たり前。
なので夜になるとレンは「暑い」と言って天雅の部屋に泊まりに来ている。
初めは驚いていた天雅も今は慣れてきたのか特に何も言わない。


「ねぇ、天雅」


「ん、何?」


「天雅の好きなカードって何?」


「いきなりどうしたの?」


「う〜ん、なんとなく気になったから?」


「そういうことか・・・やっぱりマナかな」


「へぇ〜、天雅はマナの事が大好きなんだ」


そう言いながら嬉しそうに天雅に抱きついてるマナに「良かったね」と目配せした。
それに対してマナは「うん!」と目で返した。


「そう言うレンは?」


「えっ?」


「レンが俺にそんなこと聞くなら、俺も聞いたっていいだろ?」


「・・・・・・・・・これ」


そう言って差し出したのは一枚のカードだった。


「フェティマリア?」


「うん!」


「これがレンの好きなカード?」


「そう、可愛いでしょ!あのね、この子はフェティって言ってね・・・・・」


レンの悪い癖がでて天雅を捕まえ、フェティマリアについて夜通し語り続けた。

次の日、天雅はいつになく疲れた様子だったとか。




語り過ぎ警報発令?




End












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