ショート劇場
□御堂さんを愛してみよう
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「・・・ンッ」
クチュクチュと音を流しながら唇の端に溢れた唾液が零れる。
「・フッ・・ゥン・・」
「これ・・だけで・・・イかないで・・・下さいよ」
「・・分か・・ッ・てる」
先日の埋め合わせをする為に御堂の指示でキスをしているのだが
(生殺しって、これか・・・)
潤んだ瞳でキスを受ける御堂は、いつもより艶やかで卑猥だ。
「・・もっ・と、深・・く」
その言葉通りに舌を奥へと突き入れる。
「・・ハァ・・・ンッ」
グチュグチュと水音が闇に響く。
「・・次・・・は?」