ショート劇場
□御堂さんが暇な時は?
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下を全て脱がされ、震える手で本を読んでいくが、内容が頭に入らない。
「やっぱり・・・っ、無理です・・・」
「それなら・・・、私に朗読して聞かせろ・・・」
くぐもった声で命令され、ページ冒頭を声に出して読み始める。
「小さく・・・、雪が降って・・・んっ、いた・・・」
「・・・」
「・・・明日に。・・・なれば・・・っっ」
視線を落とすと、オレを見上げた御堂さんと瞳が合う。
それに気付いた御堂さんは、わざと舌でオレのモノを舐める。
「早く読まないと、このまま終わるぞ?」
「・・・。イジワル・・・」
その呟きにククッと笑い、愛撫を続けていく。
オレのモノが達しない様に、ユックリと指先や舌が蠢いている。
「・・・この街も、・・・。雪に覆われる・・・」
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