ショート劇場
□御堂さんが暇な時は?
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先走りが濡らした手が、腰から下へと動いていく。
「御堂さん・・・。そこは・・・、ダメ・・・」
ピクッと反応を示しながらも、言葉で拒否をすると
ぬぷっと後ろから、穴の中に指を入れられる。
「何がダメなんだ?」
「んっ・・・、そこから動かさないで・・・」
「ここか?」
「ん、あっ!」
カリッと内壁を擦られ、本に顔を埋める。
すると、御堂さんが耳元に唇寄せて囁いた。
「克哉?まだ本は読み終わらないのか?」
「こんな事・・・、されたら・・・っ、読めない・・・」
「それならどうする?」
耳の中に水音が直接届き、震える手から本をもぎ取られた。
「あ、あっ!」
穴に入る指が増え、思わず御堂さんの服を掴む。
「早く言わないと、また増えるぞ?」
「あぅ・・・っ。孝典さん・・・が・・・んっ」
「私が何だ?」
意地悪な笑みを浮かべ、続きを促す御堂さんは、オレの耳朶を甘噛みする。
「・・・欲し・・・いっ」
「私が欲しいのか?」
コクッと頷くと指が引き抜かれ、御堂さんのモノがオレの中に入って来る。
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