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□ホワイトデートーク
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ライリグ
"チョコと愛の差し入れ"
『コンコン』
「入れ・・・」
「よっ、お疲れ〜♪」
「ライフィスか・・・
今日のお前の仕事は終わってるだろう?」
「ああ、終わってるよ
ただ、お前が帰るの遅いから様子見に来た」
「見ての通り、まだ掛かる
終わるのは明日の朝になるな」
「やっぱりな
ほれ、差し入れだ」
「なにが、入ってるんだこの袋は・・・」
「開けてみればわかるって
糖分補給だ」
「ホワイトチョコ・・・
お前、作れたのか?」
「ああ、意外か?
一応、お菓子は作れるぞ
ケーキやポンチ、クッキーとか簡単な物ならな
前のこの世界にいた時、
ティアやアニスに教えてもらったからな」
「食べてもいいか?」
「お前のために持って来たんだ
全部、食べろよ」
「・・・甘いな
ずいぶん上手く作れてるな」
「そりゃ、よかった♪
それともう一つ差し入れ」
「なんだ、まだあるの・・・・・顔、近くないか?」
「当たり前だろ?
差し入れやるからな
何かはわかるだろ?」
「・・・ここは職場だぞ///
ここでするのは・・///」
「大丈夫だ
周りは立入禁止にしたからな♪」
「だけど、仕事がまだ・・・」
「俺が手伝ってやる
さぁ、観念しろよ」
「・・・わかった///
朝まで手伝ってもらうからな!」
「了解
じゃあ、差し入れを味わえよ」
その後、執務室に甘くて熱い二人の夜が響き渡った