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□朝の悪戯心♪
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ある日の朝・・・
暖かい春の朝日が部屋に差し込む。
そして金髪の女性はゆっくりと起きる。
「んんっ!朝か
ルークは・・まだ寝てる」
リグレットは隣に寝ている男の顔を覗き込む。
「なんか・・・可愛い」
リグレットはルークの頬を撫でる。
だがルークはそれに気づかないほど静かに寝息をたてていた。
「・・・フフッ」
ちょっとした悪戯心が働き、彼女は彼の唇に自らの唇を重ねる。
触れるだけのキス
だけどそれだけでも、そこからは温もりを感じた。
だが口からの呼吸も止めているのだ。
すると彼は小さくうめき声をあげた。
彼女はすぐに唇を離すと彼はゆっくりと目を開ける。
「おはようルーク」
彼女は優しく穏やかな笑顔を向ける。
彼は最初は寝ぼけていたが愛する彼女の笑顔を朝から見れたのだ。
すぐに目を覚ました。
「おはようジゼル」
ルークは笑顔で応える。
すると首を傾げた。
「ジゼル・・・
俺が寝てる間なんかした?」
ジゼルはルークの言葉に驚いたが再び悪戯心が芽生えてきた。
「秘密♪
私から教えないわ」
ジゼルは自分の口に人差し指を当て、教えないと表す。
案の定ルークはやっぱりという表情になり、何かされていないか焦りながら身体をチェックする。
そんな慌てようが可笑しくジゼルはクスリと笑った。
(悪戯心の芽生えたリグレットはそれが成功し、満足だった)
終わり☆
ある偉大な人のイラスト見たらすぐにこんな話が思いついた。