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□プロローグ〜決意〜
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「ここはどこだ?」
ルークは意識が戻ると暗闇に包まれていた。
『やっと起きたかルークよ』
すると目の前に焔のような人型の光が現れた。
「お前・・・まさかローレライか?」
『そうだ・・・
お前に伝えなければならないことがある
悪いことと良いこと、どちらが先に伝えるか選べ』
「じゃあ悪いことで」
ルークはそう答えるとローレライはゆっくりと話し始めた。
『悲しいことだが、お前は大爆発を引き起こし、アッシュが生き残り、お前は帰れない』
「!?・・・そうか、まぁしょうがないよ
予想してた事だし・・・」
ルークは一瞬目を見開たがすぐに表情を変え、悲しみを含めた苦笑を浮かべた。
『そして良い事・・・とは言えないが
お前は生き帰ることができる
第七音素を含め、超振動も譜術も扱える完全な人間としてな・・・』
「本当か!?」
ルークは目を輝かせた。
それもそうだろうレプリカという存在ではなくなるのだから・・・
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