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□プロローグ〜決意〜
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『だが、
お前にとってこれは結局悪いことなのかもしれないな・・・』


ローレライは目を伏せた。その表情にルークは戸惑った。


「どういうことだローレライ!
俺は生き返ることができるんだろ?
だったらその可能性に賭けたいんだ!
諦めたくないんだ!
教えてくれ!」


ルークは頼むように頭を下げた。

ローレライはしばらく黙っていたがため息をつき、答えた。


『分かった・・・だがしっかり考えて答えてくれ

まず私自身はオールドラントの記憶粒子であり、巨大な第七音素だ
それを使い、お前の身体を再構成する』


「そんなことしたらお前はっ!」


『人の話を最後まで聞け!

再構成した身体を今度は今の時間を止め、過去に送る
その時、私は'鍵'となりお前と共にいるだろう』


鍵とはローレライの鍵だろう・・・


「成る程・・・だがそんなことできるのか?
向こうにはローレライがいるんじゃ・・・」


『そこは大丈夫だ
問題はない
向こうに行ってもあるのは私の本体でだけだからな
精神は鍵に宿っている
それとまだ問題がある』


「えっ?」


ルークは首を傾げた。




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