long novel

□重なって…3
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 〜夕食〜
 
 あの後、結局ほとんど何も聞けないままで皆が帰っていった
・・・が、未夜斗さんは家に泊まる事になった
 ・・・・・なんでこんな状況に?

「おい、オマエ、ハンバーグをランボさんによこせ!」
「クス・・・ん、いいよ、
 イーピンちゃんとフウ太君と分け合って少しずつずつ・・・・ね?」
「ッ!!シェイシェイ!」
「ありがと、未夜斗姉!」
「どう致しまして、」
「あらぁ、それじゃあもう一つ焼こうかしら?」
「いえ、大丈夫ですよ?」
「遠慮せずにそうしてもらっとけ、
 お前は多めに栄養を取るべきだろ」
「家光はもう少しお酒を控えた方が良いよ?」
「ママンの料理は最高よ、おかわりを貰っても良いんじゃない?」
「・・・・・それじゃあ、いただこうかな?
 お願いできますか?」
「えぇ、もちろんよ、
 たくさん食べてね?」
「有難う御座います、」

 なんかメチャクチャ馴染んでんだけど・・・・
全く違和感無いってすごいな・・・・

「?綱吉君?どうかした?」
「あ、いえ、なんでもないです」
「そう、」
「すいません・・・・」
「そんな事で謝らなくていいよ?」
「はい、」

 ・・・・・って、俺も馴染んでるか
未夜斗さんてなんか話してると安心感があるよな・・・・・

「そうそう、未夜斗ちゃんは今日何処で寝るの?」
「未夜斗姉、一緒に寝よっ!」
「う〜ん・・・ごめんね?今日は綱吉君の部屋に泊めてもらいたいんだ、」
「えぇ〜〜・・・・」
「ゴメンね?明日は一緒に寝よう?」
「うんっ!」
「・・・・という事で良いかな?綱吉君?」
「えっ、あ、はい、大丈夫です」
「それじゃあツッ君の部屋に布団を運んでおくわね、」
「いえ、それくらい自分でやらせてください」
「ダメよ?お客様なんだからそんな事させられないわよ」
「ですが・・・・」
「いいじゃねぇか、やってもらって」
「リボーン・・・でも・・・・・・・」
「あいつ流の言いかたにしてやろうか?」
「ッ!!・・・・分ったよ、お願いして良いですか?奈々さん」
「分ったわ、それじゃあ、お風呂どうぞ」
「有難う御座います」

 ・・・さっきリボーンの言った『あいつ』って誰だろう?
未夜斗さんはそれを聞いて驚いてたけど・・・どうしたんだろ?
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