憎くて憎くて仕方なかったのに。
〈不二菊〉


たくさんの人に向ける笑顔が大嫌いだった。

そんな笑顔を誰にでも振り撒く君が憎かった。

それなのに。

「ねぇ不二、大好き」
そう言いながら近づいてくる笑顔が僕だけのものになった途端、
その笑顔に夢中になった。

単純な自分。


「英二の笑顔は僕だけのもの」

そっと囁いてその体を抱き寄せた。



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お題はCP、キャラで妄想ったーより。
拍手ありがとうございました(。・ω・。)ノシ


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