09/18の日記
23:52
7回目(chapter3)
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九頭龍が腹を切って…また病院に運ばれて行った。
西園寺…
…とりあえず自由行動の話だな。
この間モノモノヤシーンで田中が喜びそうなものと左右田が喜びそうなものが出たから、今回はその二人に会いに行った。
実を言うと七海が喜びそうなものも出たんだけど…最近女子ばっかりに会ってたからな。
変な誤解されないように、今回は男子だ。
…七海にも会いたいけどな。
田中も左右田もコテージにいた。
歩く手間が省けた…って、ああ、歩くといえば電子手帳のヘビミに変化があったんだった。
関係ないけど、せっかくだから書いておくか。
また変身するのかと思ったら、ヘビミの隣に新しい卵があって…ヘビミは俺に、泣きながら今まで育ててくれたお礼を渡してドアから出ていってしまった。
正直えっ!?って感じだったぞ。
モノクマメダルいっぱいくれたからいいけど。
それでまたイチから育てることになった訳なんだが…
あの、希望度ってのと絶望度ってのはなんなんだろうな?
とりあえず、掃除をサボると絶望度が上がるみたいだから、今回は絶望度を上げ気味で進化させてみるつもりだけど…
プレゼントで希望度が上がるのも知ってるけど、プレゼントは正直みんなとの交流に取っておきたいんだよな。
誰が何で喜ぶかまだ予測がつかないところもあるし。
…ああ、それで田中だったな。
田中のコテージは床中にハムスター用の蛇腹トンネルが張り巡らされてて、あと至るところに魔方陣柄のカーテンがあった。
蛇腹トンネルの中央にはちょっとかっこいい安楽椅子が置いてあったな。
あそこに座ってハムスター眺めるんだろうか…
本もあったけど、あれもたぶん動物関連のやつだろうな。
田中はやっぱり何言ってるかよくわかんなかったけど、破邪のピアスっていうよくわかんないアイテムをプレゼントしたら、なんかよくわかんない感じに褒められた。
魔犬のイヤリングに響きが似てたからな…喜ぶと思ったぜ…!
…そういえば魔犬ってポメラニアンだったみたいだし、今飼ってるのもハムスターだし、田中って顔に似合わず可愛い物好きなのか?
その後は田中が質問して欲しそうにしてたから、田中の気が済むまで質問して帰った。
田中は「わくわく飼育日誌」っていうサイトを運営してるらしいな。
あと、好きな野菜はカボチャらしい。
といっても自分が食べるんじゃなくて、ハムスターのエサとして好きなんだってさ。
面倒臭いやつだけど、動物好きに悪い奴はいないって言うし…付き合ってみれば案外良いやつかもな。
面倒臭いやつだけど。
それから左右田のコテージに行った。
ピンポンを押したら「だ、誰だッ!?」って言われたんだけど…ちょっと人が来ただけでビビリ過ぎじゃないか?
女子の七海と罪木もそこまでビビってなかったぞ左右田…!
この島に来たばっかりの時、小泉に『頼りない日向君』なんていう不名誉な呼び方されたけど、左右田も大概…
あっ、小泉…
……う、うん。
…左右田のコテージは…何かの部品がいっぱいあってゴチャゴチャしてたな。
説明はこんなもんでいいだろう。左右田だし。
いきなりどの女子狙ってるんだよとか聞かれたけど…本当に呑気だよな。
プレゼントは小型縮退炉を渡した。
説明文を読んでも何なのかよくわからなかったけど、まあ『炉』とかアトム的なものの動力っぽい響きだし…左右田のプレゼントにピッタリかなって思ったんだよ。
それで渡したら、目をキラキラさせて喜ばれた。
あんな顔見たの、女子の水着姿を見に行った時以来じゃないか?
よっぽど機械が好きなんだな。
それから修学旅行の話になったんだけど、左右田は中学の修学旅行は仮病で休んだらしい。
経済的な事情(実家が自転車屋らしい)と、あとクラスメイトがつまらない奴らばっかりだった…って言ってたな。
仲の良い友達とか…いなかったのか?
罪木程じゃないだろうけど、左右田もあんまり学校好きじゃなかったみたいだな。
あとは女子は誰狙いなのかとかをまたしつこく聞かれてからやっと解放された。
こんな状況でよく好きな子トークとかできるよな…ここまでくるともう尊敬するよ。
ただなんだかんだで一番普通の奴って感じだし…他の奴よりすぐに仲良くなれるかもしれないな。
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