09/12の日記

23:41
5回目(chapter2)
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トワイライトシンドローム殺人事件…よくわからないゲームだったな。
やけに不気味なだけで…

でも…主人公のA子ってやつ、少し罪木に似てたな。
すぐに謝るところとか、髪型とか…
って、最近よく罪木と話してるせいでそんな気がするだけだよな。

左右田に呼び出された時間まではまだあるし、誰かに会いに行こう。

…でもおかしいな。
電子手帳でみんなの位置を確認してみたけど、ソニア・終里・七海・弐大・田中・狛枝しか表示されないんだ。
他の奴らはどこにいるんだ?

罪木に会いに行こうかと思ってたんだけど…予定変更だな。

とりあえず、七海のところにでも行ってみよう。
十神と同じくらいにコロシアイを防ごうとする気持ちが強いみたいだし、七海のこともよく知っておきたい。

手土産はアメリカンクラッカーにした。
竹とんぼや縄跳びに興味津々だったし…
まあオモチャでもいけるだろう。
それにゲームもオモチャも遊び道具の1つだからな。

七海は自分のコテージにいた。
よく考えると、他の奴のコテージに入れてもらうのって初めてだな。
あの事件の後に、調査のために十神のコテージに入ったことはあるけど…

十神のコテージは本が沢山あったけど、七海のコテージはゲームが沢山あった。
床のカーペットも、七海の髪飾りと同じ、シューティングゲームに出てくる自機みたいなドット絵の飛行機で、部屋の奥にはモノクマの黒い方の顔みたいな色合いのアーケード筐体まであった。

ゲーム尽くしだな…

でもこれ、誰が用意してるんだろうな。
モノミか?モノクマか?

才能に合わせたセッティングみたいだけど…自己申告制でもないだろうし、つまりあいつらは俺達の才能を把握してるってことだよな。

なんで俺の部屋にはカクレモノクマを置くためのよくわからない祭壇しかないんだよ…
というか、才能わかってるなら教えてくれよ!

まさかカクレモノクマを探す才能とか言う訳じゃないだろ?
探し物…探偵…って、そんなはずもないよな。
体は子供、頭脳は大人じゃあるまいし。

七海はちょうど本が読みたい気分だったらしくて、一緒に図書館に行って本を読んでからまたコテージに戻ってきた。

それからアメリカンクラッカーを渡したんだけど…反応はちょっとよくわからなかったな。
まあ、ありがとうって言ってくれたし、喜んでくれたと思う事にしよう…

七海はゲーマーとして持論があるみたいで、だからこそコロシアイなんて良くないって考えているらしい。
ゲームは楽しくないといけない、勝っても負けても何かが残らないといけない…ってさ。
ぼんやりしてるようでいて、意外と考えはしっかりしてるんだな。
七海とは何かと協力し合えるかもしれない。

…まあ、そんな事態が起こらないのが一番良いんだけどな。

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