05/04の日記

20:57
レオン編・Chapter1
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電気が消え、真っ暗な大学構内。
何者かによってバイオハザードが発生し、大統領も大学の人間も皆犠牲になってしまった。
シークレットサービスのヘレナはそれが自分のせいだと言い、教会でレオンにその説明をすると言う。
そのために、二人はまず協力して大学を脱出することになったのだった。


「ヘレナ……君が先頭を歩いてくれないか?」

「あなたの方がこういう事態に慣れてるんでしょう?
私は後ろからついていくわ」

「たぶん君の方が強いよ。いいから前に行ってくれ」

「ちょっとそれどういう意味よ」

「その発達した上腕二頭筋を見れば一目瞭然さ。それに俺はレディーファースト精神の持ち主なんだ」

「それを言うなら男性に先導してエスコートして欲しいわね」


びびっている二人が、どちらが前を歩くかの押し付け合い
をしながら構内を進んでいく。
そして仕方なくレオンが先行していると、突然閃光と共に凄まじい音が聞こえてきた。


「う、うおおー!!Σ(゜Д゜)ダッ」

「ちょっとどこ行くのよレオン!!」


恐怖で来た道を猛ダッシュで戻るレオン。



だが音の正体は只の落雷だった。


「……ちょっと忘れ物を取りに行って来たんだ」

「……ふーん、そう(ジト目)」


レオンの言い訳が虚しく長廊下に響く。
レオン達はそんな感じで先に進んでいき、途中で生存者に会ったり、生存者がゾンビになったり、ナイフを振り回したと思ったら銃を撃っていたりした。
何を言っているのかわからないと思うが、レオンもわけがわからなかった。

「たぶんこいつゾンビ化するな」

そう思って生存者救出後、歩きながら延々とナイフの素振りをしていたら、生存者ゾンビ化ムービーが入った直後に武器がチェンジしていたのだ。
正直こういうのってどうかと思う。

その後、這うゾンビがいたので下向いてナイフを振っていたらいきなりゾンビが立ち上がって襲ってきたり、全力疾走で中庭を駆け抜けたと思ったら門が閉じていて結局引き返させられたり、いろいろ酷い目に遭いながらもレオン達はなんとか大学を脱出した。

そしてマンホールから下水道を通り、地下鉄構内へとやって来たのだった。


「…ここでもゾンビがたむろっているな。
よし、俺の華麗なスライディングで片付けてきてやろう!」


ある程度進み、調子づいてきたレオンは突然そんなことを言い出した。
新技クイックショットにも慣れ、体術もバンバン決め、次はスライディングという気分だったのだ。


「ちょっと待ちなさい」

「どうしたヘレナ、怖いときは勢いが大事なんだぞ」

「勢い余って死なれたら私が困るのよ。
って、そうじゃなくてあの奥…なんかバチバチいってない?」

「ん? あぁ、確かにそうだな…だがおそらく、大人の事情で見た目的に光ってるだけだろう。
それじゃ行ってくる!
援護は頼んだ!」


そう言うと、レオンはヘレナの制止も聞かずに駆け出した。
(※バイオ4孤島で、バチバチいってる電線に触っても何も無かったので今度も大丈夫かと思いました)


「イヤッホオォオーウ!!」


やたらハイテンションでゾンビに突っ込むレオン。




だがレオンのスライディングはゾンビに命中せず、真横をすり抜けてその奥のゾンビ集団手前に着地してしまった。
前にゾンビ。
後ろにもゾンビ。
この後袋叩きに遭うことは火を見るよりも明らかだった。


「ヘレナ助けてくれ!!」


しかし流石のヘレナもそこまで素早くはない。
更に悪いことに、バチバチは飾りではなかった。
ゾンビにぶっ飛ばされ、倒れ込んだ先でよくわからない電撃に意識が遠退き、逃げようにも道がわからない。
レオンは足元にハーブが落ちているのを発見した瞬間に死んでしまったのだった…



…そしてTake2。
バチバチよりだいぶ手前で左に扉があることに気づいたレオンとヘレナは、快調に先へと進んでいき地下鉄構内を脱出した。
そして車に轢かれたりしながら他の生存者と共にガンショップに立て籠り、バスで街から脱出を試みた。

しかしバスは横転。
レオン達は再びゾンビの世界へと放り出されてしまったのだった…




Chapter2へ続く!

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