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□ゲームレビュー
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【小ネタ・攻略など その1】



主にネタバレしかないので注意。



●小ネタ

FandomのHelltaker Wiki(英語サイト)にいろいろなトリビアが載っていたので、備忘録も兼ねて紹介。
ほんやくに関しては相当適当なので大目に見てね。


<パンデモニカについて>

名前に含まれている語句についての記載がある。
1つ目は「Pani(ポーランド語でMrs/Miss)+demonica(ポーランド語で女性悪魔)」、2つ目は「Pandemonium(地獄または失楽園の首都)+Monica(女性名)」というもの。
個人的には彼女の髪のモコモコ感からしてギリシャ神話の牧羊神「パーン」が関係あるのではないかと思っていたが、どうも違うらしい。


<モデウスについて>

名前は「アスモデウス(キリスト教における色欲を司る悪魔)」から来ている模様。


<マリーナについて>

「マリーナ」はポーランド語で「ラズベリー」の意味で、スラブ圏では一般的な名前らしい。
ヒント会話でケルベロスがベリーの匂いがすると言っていたのはそのせい?


<ズドラーダについて>

「ズドラーダ」をポーランド語で直訳すると「反逆」や「裏切り」という意味なんだとか。悪魔なのに十字架のネックレスしてるもんね。


<ジャスティスについて>

ジャスティスが盲目なのは「正義の女神(司法機関のシンボル)」が目隠しをしていることや、「正義は盲目」ということわざ(相手の外見的要素に惑わされずに平等な判断を下す)が元ネタらしい。
また、ベルゼブブのポータルを開いた時の会話や、ツイッター漫画で天使から「Flybreaker(ハエの破壊者)」と呼ばれていることから「視力を犠牲にベルゼブブを打ち破ったことが示された」みたいな書き方をされている。
私はあの会話だけでは失明の原因がベルゼブブとは断定できないのではないかと思うが、「あの戦いを見せてやりたかった」という台詞から察するに当時は目が見えていたようなので、逆に言えばベルゼブブ戦でやっちまったのかなーと思えなくもない。
あとは最高検事総長コンビの名前がどっちもタロットに因んでいるとか、ジャスティスの手袋がストリートファイターのリュウの手袋に似ているとか書かれていてなるほどと思った。


<ルシファーについて>

彼女のブローチは実際にルシファーのエンブレムとして用いられているデザインが使われている。


<ジャッジメントについて>

腕章の「XX」は前述のタロットに由来。ジャッジメント=審判は20番目の大アルカナである。




●チャプターごとの攻略と感想

(各文末の数列はパズルの正解の入力方向をテンキー表示にしたもの。ステージによって答えは1つとは限らないので、あくまで参考までに)


<Chapter I>
まだいちゃつける女の子がいないので、ヒントを押すとベルゼブブさんが構ってくれる。やさしい。
適当にやっててもクリア可能。
日本語でプレイしていると「リスタートがRボタンなのは良いとしても、ヒントがLなのはなぜ…?」と思ったが、原文だと「Life Advice」だったので納得した。

パンデモニカさんとの会話での「お前の担当に〜」は原文だと「serve YOU」だったので、直訳すると「俺がお前に仕える」になる。
初見時はエピローグのヘルテイカーおじさんの扱いが不思議だったけど、「serve YOU」ってそういう…。

2444 4444 2242 2668 8666 626


<Chapter II>

10段階評価で10点つけた時のパンデモニカさんの反応がかわいい。
途中までは左手を壁につくルートで、最初と最後だけ針山を踏む。

6888 8886 6626 6222 2442


<Chapter III>

悪魔らしい誘惑をしてくるモデウスちゃんと、真面目にヒントをくれるパンデモニカさんが対照的。
鍵に到達するまでには大まかに3つのルートがあり悩ましいが、右手を壁につきながら進むだけでクリアできる。
わかりやすいことですね?

バッドエンドは原文でも「cuteness(超かわいい)」のせいで「heart attack(心臓麻痺)」してるので、海の向こうにもそういう概念があるんだなぁと分かって親近感が湧いた。

4444 4222 2448 2666 6666 6888 888


<Chapter IV>

言葉攻めの片鱗を見せるパンデモニカさんと、無邪気カワイイ三つ子たちが見どころ。
何のヒントも出ないが、4-6面は古代の碑文を回収するルートが隠されている。
鍵取得ルートは、左の針山の下の石は左に蹴とばし、右の針山上の石は下に蹴とばす。
碑文取得ルートは、右端の古代文字が刻まれた石を右に蹴とばす。
攻略中はしょっちゅう鍵付近に閉じ込められて泣いた。
パンデモニカさんの台詞を原文直訳すると「ヒントは必要なさそうですね」になるけど、ここは普通にヒントほしかったよ…?

(鍵)
2226 2266 6844 8862 6662

(碑文)
2226 2268 8622 6886 6226 688


<Chapter V>

マリーナが針山タイミング調節についてのヒントをくれる。
鍵のみ取る場合、右から2番目の石を蹴ってタイミング調節し、鍵取得後は左から2番目の石をどんどん上に蹴って鍵を開ける。
碑文も回収する場合、右端の針山に自ら刺さりに行った直後に石を上に蹴り飛ばし、鍵を回収したら真上に進んで右から2番目の石を左に蹴ってタイミング調節。あとはなんか道なりな感じで進み、古代文字が刻まれた石を右に蹴とばす。
碑文回収のルートは攻略サイトを見てしまった。

(鍵)
2222 6666 8628 4488 8848 868

(碑文)
2222 6666 6828 8488 4488 66



<Chapter VI>

ズドラーダとマリーナの姉妹会話が聞ける。オタクの肩身が狭すぎてつらい。
でも妹を愛称で呼ぶってことは、イジるけど嫌いじゃないのかな?
ツイッター漫画だと妹のためにターン制シミュやってあげてたし。
ちなみにマリっちは原文だと「Malinka」だった。
それにしても殺伐とした会話の末に若干病んでしまうヘルテイカーおじさん…こんなのメンタルケアしてくれるパンデモニカさんのこと好きになっちゃうよぉ…。
攻略の方はどうあがいても詰んでしまい、最初の数手だけ攻略サイトのお世話になった。非常に悔しい。
両サイドの石を下に蹴ってから中央の石を壁際に寄せ、左の針山から侵入して反時計回りに移動して鍵を回収するのがポイント。
いつもは手数がギリギリだが、最初に針山に侵入した際に怪物を蹴ってタイミング調節すると、碑文未回収の場合不自然に1手余る。
(※回収しないでクリアするならタイミング調節不要)
碑文回収する際はゴールに直行せず、古代文字が刻まれた石を右に蹴とばせばOK。

(鍵あり)
4266 2244 2442 2666 6884 4222 2666 8866 6622 4422(1手余る)
または
4266 2244 2442 6666 8844 2222 2666 8866 6622 4422(針山タイミング合わせしていないためギリギリ)

(碑文回収)
4266 2244 2442 2666 6884 4222 2666 8866 6622 4426 6


<Chapter VII>

モデウスちゃんによるヤンデレ流の愛情表現を詳しく聞き取りするアザゼルちゃんの回。
もしかして悪魔と仲良くしすぎると堕天してしまうのか?
攻略は初手で右端の石を上に蹴っ飛ばし、右端の怪物を下から上に蹴り上げてそのすぐ右隣の石を右に蹴る。
そのまま針山ゾーンを突き進み、怪物を倒さずに鍵を取って道なりにどんどん進めばクリア。
一番最初にスタート地点付近の石をどう処理するかが悩ましかった。

8824 4886 2224 4488 8866 8266 6688 6688


<Chapter VIII>

ほぼまっすぐ進むだけの単純明快なステージ。あまりにも簡単すぎてヒント画面を開くことすらできない。

4888 8888 8866


<Chapter IX パズルパート>

メイドさんごっこに乗り気なジャスティスさんが面白かったので、誰かメイド服のジャスティスさんの絵を描いてほしい(願望)
どうしても自力クリアできず、ここも攻略サイトを見てしまった。石が多すぎるんだよーーー!!!
ここはゴールと同時に理不尽な死とともにアクションパートへ突入。

6886 6668 2664 8866 6622 6688 6444 8884 8


<Chapter IX アクションパート>

唐突なアクションゲーがプレイヤーを襲う!
メニュー画面からゴッドモードを選択すれば鎖に対して無敵になれるが、針山を踏むと普通に死ぬ。ここだけスキップ不可。
反射神経が致命的に悪いので、初見時は数回雷に打たれた時点で心が折れてすぐゴッドモードでやってしまった。
ゴッドモードで鎖を蹴る時はキー押しっぱにすると楽。
攻略サイトのコメント欄を見るに、ゴッドモードはアプデで追加されたのかな?
大量のハートマークに覆われてモデウスちゃんみたいになってるヘルテイカーおじさんがシュールだった。
一応ステージが切り替わる度にゴッドモードが一旦解除されるので、どうしてもゴッドモードでクリアしたい時は毎回手動でメニュー(Escキー)からゴッドモードにする必要がある。

ここは実績が解除したかったので後日再挑戦。
薄い鎖が自分に重なるまで下手に動き回らず、もし重なっても動揺せずに1歩だけ動くようにするとラクだった。
しかし最終ステージはクロスする鎖が多く、一気に数歩逃げないと当たってしまうことがあり結構苦戦。
動きは固定らしいので結局覚えゲーっぽいのだが、そこまで記憶力がよくないので最後は気合と若干の慣れで乗り切った。
20分くらいかかったかな…?

パズルじゃないのでヒントは無いが、段階が進むごとに女の子たちがコメントをくれる。
誰も話を聞いてくれなくてカリスマブレイクする地獄CEOがカワイイ。
なお実際ポーランドでルシファーは苦労人のイメージがついている模様(byピクシブ大百科)


<Chapter X>

エピローグ。
地上の自宅にて全ての女の子との会話が楽しめる。
実を言うとゲーム開始直後から「ヘルテイカーおじさんは暴力&SEXの事しか頭にない色欲魔人に違いない!」と思っていたが、帰宅してみるとパンケーキ作りが得意でエプロンの似合う家庭的なナイスガイだった。
しかも地獄CEOまでエプロン似合いすぎィ! それにちゃんと髪の毛まとめててえらい。
ジャスティスさんの言うレーザービジョンについては諸説あるようだが、自分としてはサイクロップス的なアレであってほしい(願望)
ギンギンのパンデモニカさんがPM5:15にダブルエスプレッソを所望してるらしいけど、そんな時間にそんなモン飲んだら就寝時刻何時なんだ…?
ズドラーダ姐さんはツンデレめいて非常にカワイイだった。この路線の姐さんが好きな人は、既に何度も書いてるけど作者ツイッター漫画を履修しよう(ダイマ)
ジャッジメント姐さんはあのテンションでしゃべり出してから突然素に戻ってパンケーキ食べるので笑ってしまった。
パンケーキで懐柔されてる機動隊っぽい子が舌をペロっと出してるのカワイイと思う。
今までヘルテイカーさん以外全員女の子だったし、胸の膨らみが確認できないけどたぶんあの子も女の子だな!!

魔法陣の真ん中スタートで石碑ステップ(2868 4224 8268)を踏むと、ナレーターのあのお方がついにゲーム内で姿を現してくれる。
親しみを込めて話しかけてきた後に、一方通行のポータルに誘き寄せようとしてくるのが最高に悪魔。
「ルシちゃん」のところは原文だと「Lucy」だった。
9面でジャスティスさんがジャッジメント姐さんのこと応援してたのは、最高検事総長職の先輩後輩だったからかな?
CEOより後輩の応援するジャスティスさん最高か……。
ポータルに飛び込んだ直後はホラゲのような雰囲気にビビり散らかしてしまったが、ヘルテイカーおじさんの博愛スピリットでいい感じに気が抜けて笑ってしまった。
ベルさんも一瞬引いてたし、さすが悪魔っ娘ハーレム作ろうとする漢は格が違いますねェ!
そして序盤から「みんな女の子だし、ベルさんもいずれ女の子に変身するのでは?」と思ってたので、予想が当たってテンション爆上がりした。
しかもあの深紅のスーツ、カッコ良すぎでしょ!!!
ハエモチーフをあんなに散りばめて成功するのセンス激ヤバじゃない?
作者ツイッター漫画を読むと、ポータルの向こうで元気にやってるヘルテイカーおじさんを確認できる。
ゲームやっててもひしひしと感じるが、マジで生命力が強い。
しかもポータル行きが正史の模様。
ベルさんメインヒロインやんけ!!!



その2へ続く)
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