BOX

□ゲームレビュー
19ページ/67ページ

難易度Normalノーコンティニュークリア追記


何度も何度も心折れそうになりながら、どうにかちゃんとしたエンディングを見ることができたので追記。

ちなみに使用機体は恋符魔理沙。
やっぱりマスタースパークってば最強ね!

せっかくなのでリプレイもアップしてみた

th6_uda469.rpy
需要は無いと思うけど、半年以上かけてようやくクリアできたので記念に。


そもそも紅魔郷を購入したのは、2018年3月下旬の事だった。
同時に購入した永夜抄は2日で輝夜を倒してEDを見れた(Easy、詠唱組)というのに、紅魔郷はコンテニューしてもなかなかクリアできないという有様。

まあ当然永夜抄はEasyでもOKで紅魔郷はNormalじゃなきゃダメってのもあったんだけど、でもやっぱり紅魔郷って難しいなと思うには十分だった。
だって当時はレミリアの顔を見に行くだけでも大変だったのだ。
残機は大体パチュリーで使い果たし、咲夜さんのナイフが何本も刺さった状態でレミリアの赤弾を浴びまくる魔理沙・・・。

それからしばらくは、数ヶ月おきにプレイしては「やっぱ無理だわ」と投げる日々を送っていた。
「プラクティスモードは初期残機数を増やせない=終盤の練習がしにくい」というのも、言い訳の1つだった。

一念発起したのは11月の事だ。
年の瀬も迫る中で、あれだけ頑張ったのにまだクリアできてないというもやもや。
そしてフランドールの同人イラストを見る度に沸き上がる、フランちゃんの顔を見に行きたいという想い。

それらが私を駆り立てたのだった。

とはいえSTGは正直得意ではない。
音ゲーをやっている時も多々起きるのだが、あと一息でノーミスクリア!みたいな時に緊張で手が震えて最後の最後で凡ミス・・・みたいなのが紅魔郷でもよく発生する。

ということはつまり、緊張しなくなるくらい心を殺・・・じゃなくて練習すればいいんだよ!

そして攻略もリサーチ。
それまでは「そこまでして頑張らなくても・・・」などと思っていたのだが、紅魔郷は得意な人ならともかく、苦手な人間がそんな生やさしい覚悟でクリアできるものではない。
幸いな事に、有名ゲームなので攻略サイトは豊富にあった。
避け方もプレイヤーの数だけあるので、自分に合ったやり方を探せばいい。
ということでその辺は後述。

攻略動画はクリア重視だと霊夢Aばかりだったのだが、たまたま検索結果に出てきた「マスタースパークの人」の動画が恋符使いには非常に参考になった。(東方紅魔郷NORMALノーコンクリア クリア重視解説付きプレイ動画
プレイの上手さはもちろん、抱え落ちはいけないという強い信念。
「マスタースパークで吹き飛ばしましょう」
という言葉の力強さ。
そして個人的には、下手な人間が自己流で何時間も頑張るより、上手い人の動きを真似した方が何倍も早く上達するというのも学んだ。

そして12月からは、とうとうほぼ毎日練習するようになった。
なんかもう「部活かコレ?」と思うようなノリで、小目標(プラクティスで5面クリアとか、パチュリーのレーザーを避けきるとか)を立てて頑張った。
やはり目標があれば人は頑張れるというか、無目的に通しでプレイするより上達したような気がする。
目に見えて成果が出る時もあり、わりと楽しかった。

それでもプラクティス6面がなかなかクリアできず、「これもう本気で無理なんじゃね?」という感じだったが、ここでもマスタースパークの人の教えが役に立った。
ある場所でボムると、大量の得点が入るのだ。
そう、初期残機が増やせないなら、途中でエクステンドすればいいのである!

これでどうにかレッドマジックを突破できるようになり、ぐっと精神的に楽になった。
なんといっても、通しプレイでは6面に2〜3機持って突入がやっとなのだ。
練習で成功しないのに、本番で成功するワケがない。
それでうまくいくやつは、戦いの中で成長するジャンプ主人公くらいのものである。

しかし咲夜さん関連がどうも安定しない上に、5面までくると緊張のピークで集中が途切れがちなのもあり、コンテ無しの最終到達地点がなかなか進まない日々が続いた。

ほんとに上達してるのか?
時間の無駄なのではないか?

こういった自問自答の時間は非常に苦しいものだった。

それでも諦めずに練習を続け、ついに訪れた運命の日。
それは職場の忘年会で死ぬほど日本酒を飲まされ、腹痛で眠れぬ夜を過ごした翌日だった。
「もう二度と日本酒は飲まない」
何度もそう思うのに、上司と先輩に「まず飲め」「○○さんに注いで来い」などと言われると断れずお猪口を空にしてしまう、そんないつもの忘年会・・・(これもしかしなくてもアルハラじゃね?)

そういう日はいつも、帰宅段階で体調があまりにも辛くて、何かしら音楽(大抵さよ教のサントラ)を聞きながら寝るのだが、この日の曲選は紅魔郷だった。
紅魔郷に熱中するあまり、その週は仕事で運転してる時に少女密室を口ずさんだり、目を閉じると弾幕が降ってくるのが浮かんだりするレベルだったのだ。

そして午前中、二日酔いでグロッキー過ぎて死んだ魚のような目で過ごした12月15日。
午後は少し元気になったので、いつものようにプラクティスで最後の方を練習してから本番に臨んだ。
1回目の通しプレイは4面の弾消し妖精×3の撃破が遅れて抱え落ちしたり、レミリア通常1でいきなり抱え落ちしたりして、いつも通りのダメっぷりだったのだが、2回目は少し違った。
なんか1面から結構調子が良くて、得点の伸びが猛烈に順調だったのだ。
いつもスコアが全然稼げなくて、終盤6,000万点のエクステンドをした事が1回も無かったのだが、なんかその時点でイケそうな匂いがしていた。

そして3面終了までピチュることなく乗り切り、残機欄が★★★★★★★という永夜抄じみた状態で突入した4面。
途中変なとこで抱え落ちしてしまったが、レーザー本や高速毛玉のあたりは順調だった。
パチュリーは通常で2ボム使ってしまったが、抱え落ちなく終了。

5面は最も練習の成果が出ていたように思う。
特に、
上避け→赤青緑ばらまきゾーンをチョン避け→ミスディレクションボム無し撃破
この辺りはたぶん、練習しなければできなかった。
その次のメイド妖精ゾーンは練習した癖にぐだぐだになってしまったのだが、ここでボム連発したことでスコアが伸びて6面でエクステンドできた気配があるので結果オーライである。

6面まで来るといつも手が震えて、練習で出来た事ができなくなったり、誤操作で自ら敵弾に向かって突っ込んで行ってしまったりするのだが、この時はなぜか落ち着いていた。
1つだけ挙げるなら、序盤の波状攻撃でもっと早く自殺して中ボス直前の妖精で速攻ボムってればより早くエクステンドできたと思う・・・けど、些細なことである。

スカーレットシュートはボム後安心しきったところをまだ生きてたレミリアにやられるのがお決まりのパターンだったのだが、この時は残心もしっかりしていた。
そして残機に余裕のある状態でレッドマジックに突入!
自分の事だから、レミリアの体力残り数ミリのところでピチュるんじゃないかと睨んでいたのだが、それもなかった。
そしてボム2個を残してレミリア撃破に成功。

感動のあまり画面の前でガッツポーズを決め、初のENDING No.6を迎えたのだった。

今まで咲マリってピンと来なかったけど、このエンディング見ると咲マリかわいいなって思える・・・。
毒を吐きながらもかくまってくれるメイドさんいい・・・。

と、以上クリアまでの道のりでした。
二日酔いだったのが、緊張しなくて逆に良かったんだろうか。


クリア時の流れと攻略メモ


1面…当然ノーボム。中ボスルーミアは移動先に素早く陣取って撃ち込むと早く倒せる。
初心者がP取得に固執すると雑魚妖精を倒しきれないが、多少Pを取り逃してでも多くの敵を倒した方が大きいPがもらえる(ゲームフォルダ内のおまけtxt情報)ので、全敵撃破を狙った方が結果的にはよい?

2面…大妖精には密着して撃ち込む(マスパ動画参照)。フルパワー後は上部回収しまくってみたが、それで何点もらえたのかいまいちわかっていない(おい)。
チルノはアイシクルフォールのみボム。パーフェクトフリーズは自機のやや上を見て、敵弾の軌道を予測するとやりやすいかもしれない。弾が凍ったら止まって待つ。ダイアモンドブリザードはチルノの真下に行くことを意識しないと、弾が斜めに飛んで来てつらい。

3面…全体的に下にいた方が楽。そして無闇に動くと自機狙い弾が散る。ただし上部回収狙える時は積極的に行くべし。中ボス美鈴の赤弾の輪+青弾は、青が自機狙いっぽいので発射後にチョン避けし、それから赤を抜ける。芳華絢爛はボム使うか迷うところだが、クリア回は使わなかった。残りの美鈴3スペカは容赦なくボム。
彩虹は避けられなくも無いが、精密避けが苦手なせいで安定しない。彩雨を避ける時は美鈴の真下最下部が斜め弾の安置?なので、なるべく真下に陣取りつつ垂直降下弾に気をつける。颱風はボムった後でもピチュったりするので怖い。

4面…基本的に左右どちらかの端に寄って、真ん中より下には行かないように待機。そうすると敵弾が下に来にくく、切り返ししやすくなる。クリア回は魔導書6冊ゾーンでピチュったが、ここは抱え落ちじゃなかったので精神的にはセーフ。だが弾消し妖精と魔導書のところでボム3個丸々抱え落ちした時は一瞬クリアを諦めるところだった。普段より接近して、早く弾消し妖精を倒してしまったのが悪かったらしい。

パチュリー通常は開幕前に安置に潜り込み、安置無くなってからもなるべく真下で撃ち込んでとっとと倒す方法と、時間切れまで避ける方法がある。
安置はマスパ動画を見ればわかるが、パチュリーの爪先が魔理沙の背中のリボンの結び目に重なるように待機すればよい。ただし通常2だと、安置から抜け出すタイミングが掴めないとパチュリー本体に激突する。

回避メインの方法については、「金属帝国 ヴェルフェ」さんの東方紅魔郷 攻略メモ パチュリーの回転レーザーが非常に参考になる。
ただしクリア回は通常1と2でそれぞれ1発ずつボムを撃ってしまった。

レイジィトリリトンとメタルファティーグは当然の如くボム。エメラルドメガリスは調子が良ければ避けられるが、クリア狙いなので危なくなったらとっととボム。
ただ、ToySoldiersBox.NETさんの紅魔郷Normalクリアへの道に記載されていた「『エメラルドメガリス』は大弾よりも小弾を意識してかわしていると楽。」という1文を読んでから、なんとなくコツが掴めてきたような気はする。
大量の大弾に押しつぶされそうになったら、下がりながら横に避けよう。
ウォーターエルフはボムが尽きたので気合い避けした。左右の端に追いやられる前に、上手く隙間を見つけて中央に戻ってくるのがコツかな。

5面…上避けがとても楽。赤青緑のばらまき弾はいつもボムるのだが、クリア回はボムが無くてチョン避け。直後の横1列弾ばらまきは、たぶん真ん中辺りに陣取って中央に出てくる妖精を速攻すれば避けやすい?

中ボス咲夜さんの通常は、下避けと上避けの2種類攻略方法がある。クリア回は奇跡的に「縦に連なったナイフとナイフの隙間を抜ける」とかいうミラクルが発生したおかげで下避け成功したが、普段は1〜2ボム安定。
上避けに関しては東方Project攻略Wikiの東方紅魔郷/Stage5に書いてある通りだが、個人的には尻撃ち激突率が非常に高いので、時間稼ぎするなら咲夜さんの真上(やや距離おく)に陣取り、最終的にはボムを撃ちながら下に戻ってくるとかでいいんじゃないかな。
時間稼ぎすると面倒な妖精が出なくなるのでおすすめ。
ミスディレクションは自機着弾寸前にチョン避け。
練習中、通常もミスディレクションも時間ギリギリまで粘ったら、中ボス咲夜さん倒してすぐ面ボス咲夜さんが降りてきて笑った。

クリア回は中ボス直後に2ボム使ってしまったけど、これで400万点ゲットしたので結果オーライ。
5面ボス咲夜さんは、通常もスペカもボム1個ずつ使用した。
通常1でボム1個抱え落ちしたけどね。

6面…ここは大阪大学東方アレンジ研究会さんの紅魔郷N攻略ならびにExtendeadさんの東方紅魔郷(ノーマル)攻略 その6 ステージ6を参考に練習した。ここまで来て抱え落ちしたら絶望しかないので、困る前にとっととボムるがいいよ。
クリア回は、中ボス咲夜さん直前で1ボム、ミークもボム。
レミリアはスカーレットシュートまではダビデと通常3(ナイフ)以外通常もスペカもボム1個ずつ使用。
レッドマジックはボム3個と1ピチュで撃破。
最終スコアは65905710点でした。


ということで、STG苦手でもクリアできたよ!という報告は以上で終了です。

フランちゃんに会いに行ってきたけど、ニヤニヤ顔かわいい・・・。
しかしEXクリアできる気が全くしない・・・。


次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ