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□SIREN2
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加奈江
(2018/10/14)
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海が好きなのでSIREN2という作品から漂う海らしさがたまらなく好きなんですが、その中でも飛び抜けて海を感じるのが加奈江さんでした。

市子ちゃんはエキサイティングな「好き」なんですが、加奈江さんは静的な「好き」というか。

服装からして、青と白で構成されてるんですよね。
海と白波のような。
見てるだけで海っぽい。

そしてゲームのジャケット絵中央は加奈江さんですし、サントラ表紙も当然の如く加奈江さん&ちび脩なので、これはもう完全にメインヒロインでしょう。

ということで、キャラ別感想最後の一人。
加奈江さんシナリオの感想書いていきます。

といっても加奈江さんは「逃亡」しか操作シナリオがないんですけどね。
しかしSIREN2特有の雰囲気を凝縮したようなシナリオなので、ボリュームは充分でした。

シナリオの舞台は夜見島港。
一樹守の最初のシナリオと同じく、軍艦島をモデルにしたステージです。
ここはなかなか入り組んでいて、軍艦島の過密住宅っぷりがなんとなく感じられました。
コンクリ感がすごいです。
でもそこが好き。

しかし一樹守の時は敵が一人だったのでまあまあ散歩できたんですが、今回は漁師さんが何人もうろついているのでクリア自体がそれなりに難しかったです。
道を覚える前に漁師さんに見つかって、迷いながら必死に逃げ惑う……みたいなプレイをしてたので、加奈江さんへの感情移入はバッチリでした。
追いかけられてる時に逃げ込んだ建物で、暗がりに隠れて漁師が居なくなるのを待つ時のドキドキと言ったら……。
しかもすぐ見つかって死んだし……。

それと隠れてるちび脩を迎えに行くのが当初の目標なんですが、隠れ場所が2ヶ所からランダムなんですよ。
方向音痴には探すの自体大変でしたし、タイムアタックはそれが理由で何度かリトライしました。

でもステージの雰囲気はほんとに好きです。
ちび脩かわいいし。

敵がまだ人間だというのもあり、生きた人間に殺されそうになる恐ろしさというのは他シナリオでは味わえないものでした。
ちび脩はたぶん捕まっても保護されるだけで済むと思うんですが、加奈江さんへの殺意が魔女狩りレベルでやばい。

実際加奈江さんの方が化け物ではあるので漁師さん達も間違ってないんですが、迫害される側をプレイするとやっぱり怖いです。

プレイしてる時はひたすらちび脩を心配している優しいお姉ちゃんなので尚更……。

シナリオ感想はこんな感じですね。
蛸壺は使いませんでした。


エンディングの巫秘抄歌(こうなぎひしょうか)は加奈江、百合、柳子、三上弥生役の高橋真唯さんが歌っているので、やっぱりヒロインは加奈江さんだなという感じです。

この曲も波の音や汽笛の音が入っていて海らしいので、海好きな方はぜひプレイして聞いてみてください。
実はカラオケ(DAM)にも入ってます。
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