☆矢文2

□夏だ!ホラーだ!怪談だ!
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夏だ!って事で、黄金チミッコがサガに怖い話をしてくれと頼む事から夜更けの怪談のイベントが催される事となった。


「先日の任務では……」

サガが話し始めたのだがホラーというより、どちらかと言うとグロ話。
チミッコとはいえ、将来の黄金達には耐性のある話が故に無反応。

賺さずアイオロスがサガに、創作怖い話の方だと修正を入れて深夜の百物語が始まった。
最初頃はおチャラけていた年少組だったが、次第に口数が減っていき最終的には怯えていた。
何だかんだで話し上手なアイオロスの創作ホラーの勝利。

宴もお開きになり、各自の宮に帰る事になっるのだが、ミロがカミュの裾を掴んで大泣き、一緒に寝てくれなきゃ嫌だと駄々を捏ねる。
カミュが折れるより先にサガから『一緒に寝てやってくれないか』と頼まれ渋々カミュは承諾。
帰り道で 「お前は黄金だろ」と叱られるも、「カミュは俺がお化けに食べられてもいいのか!」との主張に二の次を告げられずミロの勝ち。
カミュは本当は怖かったのだがミロの姿をみて恐怖が薄らいだ感じ。

一方チミ羊はアルデバランと手を繋いで帰宅。
内心怖いのでシオンに一緒に寝てもらおうかと考えてた所、金牛宮に到着後アルデバランから『一緒に寝てくれないか』と告げられる。
アルデバランは全然怖がってないが、十二宮を下り手を繋いでいるムウが微妙に震えてる事に気付いて、優しい言葉を掛けてみた。
何だかんだで大好きなアルデバランに誘ってもらい即オッケー。

アイオリアは獅子ではなくまだ仔猫なので勿論怖い、兄と一緒に寝てもらおうと思い兄に近づこうとし、ふと、隣にいるシャカの目が開いている事に気付く。
『シャカの目開いてる、綺麗だなぁ』なんて考えてたら意識が途絶えた。
シャカがアイオリアに五感剥奪咬ましてそのまま処女宮にお持ち帰りとなったらしい。

シャカ曰く『怖いからアイオリアと寝る』と年長二人に申告、最終的にサガに明日には五感を戻すと約束を交わしたらしい。



皆が帰った後アイオロスがサガに『俺も怖くて1人で寝れないなぁ』なんて言ってサガを自室に連れ込もうと画策するも天然サガの『何を言っているお前は黄金だろ?』との反論にて失敗。

『サガは俺がお化けに食べられてもいいの?』何て言ってみたりして、二人の攻防は続くのだけど、ただ言えることは、アイオロスがお化けに食べられる事はないけど、このままだと最終的にアイオロスの術中に嵌りサガはアイオロスに食べられちゃう事。
そんな事に気付かないサガの天然回答は続く。



【完】

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