☆矢文2

□冥土喫茶とコスプレ
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仕事で日本に来ていた黄金聖闘士4人(アルデハラン、ムウ、アイオリア、シャカ)はデスマスクが教えてくれた日本の秋葉原に在るという【冥土喫茶】に足を踏み入れていた。

フリルたっぷりあしらわれた、ピンク色のエプロンを着用した、自称17歳の女性から『お帰りなさいませご主人様』と出迎えられ、戸惑いながらもお茶を楽しみながら寛いでいた。
メイドと何度か会話をやり取りしていると、接客している女性が着用の制服を着ることが出来る事が判明。
折角、遥々日本まで出向いた記念にと着用することに。

ここでお約束、アルデハランとアイオリアが着るはめになる。

「ちょっと恥ずかしいかな」

冥土服に身を包んだアルデハランは、豪快に笑いながら答える。

「面白いので写真に写して皆に見せましょう」

呑気にそう言うとムウはカメラを構える。
そのムウに小宇宙で語り掛けるアイオリア。

『ムウ、アルデハランを写してどうするんだ』

『勿論私のコレクションに加えますよ』

アルデハランの事が大好きなムウの行動は分かっていたので驚かないアイオリア、しかしムウは更に告げる。

『アルデハランはコレクションにしますけど、貴方は皆の晒し者になりますがね』


ムウの言葉に逃げを打つアイオリアだったがシャカに阻まれ、恥ずかしい冥土姿をカメラに収められ後にデスマスク達に笑われるのだった。


【完】

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