☆矢文.
□アテナ幼稚園での大流行り
1ページ/1ページ
幼稚園【聖域】此処では元気な園児たちが楽しく学んでいる。
そんな中、年長組で【スカート捲り】が大流行。
勿論アイオロスもサガにのみ毎日のようにスカート捲りをしていたが、とうとうサガが泣きながらアイオロスに言う。
「アイオロス、私が嫌いなのはよくわかった、だから毎日のようにスカートを捲るのは止めてくれ」
サガの中ではアイオロスは自分の事が嫌いだから嫌がらせをするのだと考えていた、だがサガの言葉にアイオロスは真面目な顔で衝撃告白。
「俺、サガが大好きだから」
「ロス…」
サガの事が好きとのアイオロスの言葉に浮かれるサガだが、言ってることは格好いいが、やってることはそうではない。
その事に気付かないサガはやっぱり天然。
年長さんのアイオロスが楽しそうにしているので、いつしか年中さんにも伝染。
デスマスクは捲るだけではなく、下着も降ろしそう。
「ちゃんと付いてんのかよ、見せてみろよ」
とか言って。
アフロディーテは必死になるけど最終的には平手を咬まして泣きながら
「蟹なんて大嫌いだ!!」
とか言って逃げ出すんだよ、平手を咬まされた事にショックを受けるデスマスク。
「俺、嫌われたのかな」
年の割に親父臭いデスマスクの相談相手は勿論老師、紫毒茸の方。
「好きだからちょっかいだして嫌われるか、素直に謝ったらどうじゃ」
「それが出来たらじいさんに相談何かしてねえよ」
何だかんだでうだうだしている所へシュラが現れて、
「ディーテが探してる」
と一言。
「やっぱり俺様が居ないとダメなんだよな」
とか言いながらも、少しは反省。でも同じ事を繰り返すんだろうね。
年少さんはミロが率先して流行らせそう。
ミロ、カミュの恥ずかしがる仕草が見たくて捲るんだけど、意外に無反応。
見た目はクールで心で怒ってる感じ、最終的には雪だるまか凍り漬け。
ムウとアルデバランなんかは何が楽しいのか分からなくて、互いに捲ってみるけどいまいち盛り上がらない感じ。
アイオリアは尊敬する兄さんがやってるから興味はあるのだけど、目を見開いたシャカが怖いので躊躇ってんだけど、そのシャカに
「君はやらないのか」
と訊ねられて
「えっ!?いいの」
シャカに対して思いっきり捲るんだけど、シャカ目を見開いてるんだよ…物凄い顔で。
怒り狂ったシャカが幼稚園を破壊し始めた時点で、スカート捲り禁止令発令。
多分こんな感じかな。
家に帰ったサガは、カノンにスカート捲りについて話すんだけど
「サガ…下着穿いてる?」
「否」
「サガいい加減目を覚ませ、あの変態射手座に騙されるな」
「何を言っているのだ!アイオロスは英雄なのだぞ!!」
サガは気付いていないが、下着を付けていないサガのスカートを捲るとおしりが見えるんだよ。
だから、アイオロスはサガの下着を見てるんじゃなくて、おしりを毎日眺めてるという事。
カノンはその事に気付くが、サガはまったく気付かない、アイオロスの変態にいつ気付くのやら(恋は盲目?)