☆矢文.
□修復と改造
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事の始まり。
デスマスクとアフロディーテがタッグを組んで任務でバトル中、小宇宙を燃やしたデスマスクを見た敵が何故か視線を反らすので、『俺に恐れをなしたのか』と勘違いしドヤ顔で決めポーズ。
だが横に居るアフロディーテの微妙な視線に何かを感じ、湖に映る自分の姿に驚き叫ぶ。
「!!」
鬼の形相で敵を倒し任務を終えたデスマスクとアフロディーテは、報告より先に白羊宮のムウの元へ。
怒り狂うデスマスクに対しムウは淡々と答える。
先日。
女神の護衛で何故か大阪にムウとアルデバランは居たのだが、そこで見た【かに道楽】の手足の動く巨大オブジェを見てムウはいたく気に入り感動したらしい。
その頃デスマスクは、運悪く蟹の黄金聖衣の修理を依頼しており、そこでムウは一手間加え、小宇宙を一定以上高めるとフェイスマスクの足が動くというふざけた仕様となったらしい。
「早く直せ!!」
「嫌です」
デスマスクの言葉にムウは笑顔で反論。
ムウは、ハーデス編でデスマスクに殴られた事をまだ根に持っているらしく、デスマスクの意見に否を唱えるのだった。
【続く】